iPhoneの「遅さ」を感じず、スムーズにする方法とは?

iPhoneの「遅い」を感じずスムーズにする方法

 iPhoneは使っているうちにパフォーマンスが低下する。新しいiOSにアップデートすることにより、時にさらに遅くなることもあるだろう。海外メディアではパフォーマンスの改善方法がいくつか紹介されている。iPhoneのスピードにイライラし始めたら以下で紹介する9のTIPSを試してみてほしい。

空き容量を増やす

 ストレージに余裕があると、iPhoneのパフォーマンスは向上する。アプリやゲームはバックグラウンドにあるだけでスペースを食うし、データを消費する可能性がある。めったに使わないものはすべてアンインストールし空き容量を増やそう。

 また、動画やバックアップ済みの写真、古いテキストメッセージ、キャッシュされたデータなど、リソースを無駄に消費するので、不要になった古いファイルは削除しておこう。

手順1:[設定]>[一般]>[iPhoneストレージ]で、多くのスペースを使用しているアプリを確認。
手順2:不要なアプリをタップして、書類とデータごと削除する。

Appのバックグラウンド更新をオフにする

 一部のアプリは常にバックグラウンドで作動し、コンテンツを更新している。これのせいですべてが遅くなり、バッテリーの寿命が大幅に短くなる可能性がある。バックグラウンドで常に同期するのではなく、起動時に同期するように設定するのが賢明だ。もしくはこの設定の一番上で、Wi-Fi接続時のみに自動更新をオンにすることもできる。

手順:[設定]>[一般]>[Appのバックグラウンド更新]へ。完全にオフにするか、アプリごとにオフを選択する。

カメラの設定を高効率にする

 ほとんどのiPhoneユーザーにとって、写真とビデオはストレージスペースの最大の占有量。iOS 11では、写真やビデオのファイル形式が導入されているため、ファイルサイズが小さくなる。写真はHEIF形式を使用し、ビデオはHEVC形式を使用するようにしよう。

手順:[設定]>[カメラ]>[フォーマット]に移動し、[高効率]を選択。

透明度と視差効果を調整する

 ビジュアルエフェクトは処理に負担がかかる。この機能をオフにすることでiPhoneは少しスピードアップする。

手順1:[設定]>[アクセシビリティ]
手順2:[画面表示とテキストサイズ]
手順3:[透明度をオンに下げる]をオンに
手順4:[設定]>[ユーザー補助]>[動作]から[視差効果を減らす]をオンに

電源を一度オフにする

 iPhoneの調子が悪い時はまず、デバイスの電源をオフにしてみること。再度オンにした時、問題が解決し、さらにパフォーマンスが向上している場合が多くある。

最新のiOSにアップデートする

 Appleが定期的にリリースするiOSは、新しい機能とより優れたセキュリティを導入するだけでなく、全体的なパフォーマンスを向上させる。

手順1:[設定]>[一般]>[ソフトウェアアップデート]
手順2:アップデートが利用可能な場合は、ダウンロードしてインストールする。

Siriをオフにする

 iPhone 6S以降であれば、「Hey Siri」と呼びかければいつでも音声アシスタントのSiriを呼び出すことができる。iOS 9以降なら、Siriが自動的にリソースを提案してくれるが、これはパフォーマンスを低下させる可能性がある。以下の手順でオフにすることが可能だ。

手順1:[設定]>[Siriと検索]
手順2:["HeySiri"を聞き取る]をオフに切り替える。

Appleのデフォルトアプリを使用する

 Appleのアプリは、iPhoneで最も効率的に動作する。メールや、ナビゲーション、ウェブブラウジングなどの主要な機能では、デフォルトで設定されている。スピード重視なら、デフォルトアプリを使うのがいい。

iPhoneを省データモードにする

 iOS 13以降のソフトウエアならば、バックグラウンドネットワークの使用を制限することがオススメだ。この設定を有効にすると、自動更新とバックグラウンドタスクが一時停止される。

手順1:[設定]>[モバイル通信]
手順2:[通信のオプション]>[省データモード]をオンに切り替える。

(source)
https://www.digitaltrends.com/mobile/how-to-speed-up-iphone/
https://www.cnet.com/tech/mobile/ways-to-speed-up-ios-11-on-older-iphones/

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