ZETA DIVISIONとNORTHEPTIONによる頂上決戦へ! 『VALORANT』Playoff Finals DAY1勝利チームインタビュー

ーーSugarZ3ro選手とTENNN選手にとって、古巣のNORTHEPTIONとの戦いでしたが、この大舞台で戦うことに対する思いがあれば教えてください。

SugarZ3ro:どのチームが来ても負けられないというのは常に感じているので、ただ「勝つぞ」という気持ちしかないですね。

TENNN:僕もどんな相手が来たとしても、自分たちのプレイを貫いて勝つという考えで挑んでいます。

ーー2マップ目のアセントでは、序盤はNORTHEPTIONがリードしていたと思いますが、「ここで流れが変わった」と感じるラウンドがあれば教えてください。

Laz:前半の7ラウンド目くらいだったか、あまり細かくは覚えていないんですけど、自分たちが戦い方を変えたシーンがあって。それがすごく刺さって、相手もアグレッシブに来るけど、こっちもアグレッシブに戦いにいったのが、まず1つ目の流れが変わったポイントだったかなと思います。もう1つは、Depの1vs4で全部変わったなと思いました。

ーーいま、Dep選手の名前がTwitterでトレンド入りしています。それに対する感想や、クラッチの場面での状況について教えてください。

Dep:いろんな人に見られているんだなと感じて嬉しいですね。いつもはああいったプレイをしたら上がっちゃうんですけど、今日は気持ちに波がなく落ち着いていました。もともと今日は「やってやるよ」という感じだったんで、やってやりました。

ーーDep選手のクラッチシーンについて、どなたかコメントがあればお願いします。

JUNiOR(コーチ):僕は控え室のモニターで見ていて、選手側の視点で聞こえる音の情報が一切なかったので、自分としては敵がどこにいるかわからない状態で見ていたんですけど、やっぱりクラッチ能力にすごく長けているなと思いましたね。

 まず、上にいる敵を2人倒した時点で、カバーの人間がいなかったんですね。ということは、Aメインに1人いることが確定したんで、Aメイン1人、Aショート1人っていうのが、本人としてはわかったと思うんですよ。で、その瞬間に、Aショートの人間を振り向いて倒したんですね。これがすごく大きいなと思っていて。その後に、倒された味方からの報告で、Aショートにいる最後の敵がHPが低いという情報が入ったんですね。その時、残りの弾が7発。その状況で、ラストの1人がHPが低いことがわかったんで、すごくいい報告だったんですね。なので、あとはもう胴体に一発当てれば倒せるという状況だったので、そのいい報告が入ってラウンドが取れたという、すごくいいプレーだったと思います。

ーーここまでのStage2を通して、日本チーム全体のレベルについて、Stage1との違いを感じる部分があれば教えてください。

XQQ:大まかな違いとしては、パッチが入って新しいエージェントが追加されて、いろいろな構成が出てきたことがあります。Stage1と比べてStage2では、今の環境で強い構成をしっかり使えるチーム、「Masters Stage1」を見ていろいろと吸収できているチームが
多くて、それがすごく大変でした。

ーー日本チーム全体のレベルが上がっているように感じますが、これにはどんな理由があると思いますか?

XQQ:僕らが世界3位を取ったからじゃないですか。

ーー初めての有観客オフラインということで、実際にファンの方が見ている環境でのプレイ
の違いについて、どのように感じているか教えてください。

Laz:やっぱり普段とは全然違う感覚がありましたね。オンラインとオフラインでも違いますし、有観客と無観客でも、また全然違うなと感じます。今回すごくたくさんの方が来て応援してくれて、1シーン1シーンで地響きが鳴るような感じがして、これはその場でしか味わえないものだなとプレイ中に感じていました。

 ただ、もちろんゲームが始まったらゲームのことだけに集中して、影響が出ないようにできたかなと思いますね。もう本当に、今までの大会で一番面白いです。

■UPPER FINAL試合結果

ZETA DIVISION [2-0] NORTHEPTION

マップ1:13-7(フラクチャー) 
マップ2:13-9(アセント)

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