下半期ブレイクアーティストにBE:FIRST、めいちゃん、Chilli Beans. 「楽天2022年夏のトレンド予測」発表

 楽天グループ 株式会社が、6月22日に生活用品、食品、衣料品、書籍、旅行、音楽など幅広い ジャンルにおいて、今夏の消費動向をもとに「楽天グループ 2022 夏のトレンド予測」の発表を行った。

 楽天は、ECや旅行、金融、通信、スポーツなどをはじめ70以上のサービスと1億以上の楽天会員を有し、 独自の「楽天エコシステム(経済圏)」を形成している。今回発表されたトレンド予測のエンタメ部門では、「Rakuten Music」の視聴動向をもとに、2022年下半期のネクストブレイクアーティストが発表された。

 「Rakuten Music」は、2016年8月にサービスを開始した月額制で、約9000万曲が聴き放題の音楽アプリ。1日1曲の再生で、楽天ポイントが1ポイント貯まるのが特徴だ。「Rakuten Music」の中で2022年上半期、特に再生回数やユニーク再生者数を伸ばしたアーティストを中心にネクストブレイクアーティストとして、3組が選出された。

Chilli Beans.

 Chilli Beans.は、Moto(Vo)、Maika(Ba&Vo)、Lily(Gt&Vo)により2019年に結成された、今要注目のネオガレージスタイルの3ピースバンド。あいみょんやマカロニえんぴつのはっとりなどが、自身のSNSで発信するなど、アーティストの間でも注目を浴びている存在だ。

 Chilli Beans.は、リリースのたびに、ユニーク再生者数が上昇している。2022年8月にリリースした『lemonade』から、リリース週のユニーク再生者数を比較すると、2022年11月リリースの『アンドロン』は約2.3倍。今年4月のリリースで、ドラマの主題歌にも起用された『マイボーイ』は、前作『アンドロン』からは、約1.6倍『lemonade』から約3.7倍のユニーク視聴者数を獲得している。

 今年の夏には、大型フェスの出演も決まっており、今後の活躍がさらに期待されているアーティストだという。

めいちゃん

 めいちゃんは、2011年に動画サイトに「歌ってみた」を初投稿して以来、 天真爛漫なキャラクターと超実力派な歌唱力で人気を集めてきたアーティスト。 今年1月には、東京国際フォーラムを皮切りに全国ホールツアーを開催、全公演チケットが完売となるなど注目を集めている。

 そんなめいちゃんが、2020年にリリースした初の全曲オリジナルアルバム『大迷惑』は、単月の総再生回数が、今年1月の全国4カ所のホールツアー開催時期にはリリース月に比べ、32倍に上昇した。今年5月にリリースした最新デジタルシングルの「ラナ」は、リリース時も順調に再生数を伸ばしていたが、その後ニューアルバムの発売と初の単独武道館公演を開催を発表すると、発表前の前週に比べて、約19倍の再生回数を獲得するなど急激な上昇を見せたという。

 めいちゃんは今回のネクストブレイクアーティストの選出に対し、「『Rakuten Music』下半期ネクストブレイクアーティストに選んでいただき、ありがとうございます。 8月3日には、自身3年ぶりとなるニューアルバム『Humor』を発売し、8月13日には、自身初の武道館でワ ンマンライブをやらせていただきます。是非ともこれからめいちゃんをよろしくお願いいたします!」と動画でメッセージを寄せた。

BE:FIRST

 SKY-HI率いるBMSGに所属する、SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOの7人組ダンス&ボーカルユニット・BE:FIRSTは、2021年8月のプレデビューと同時に、「Rakuten Music」でも独自の再生キャンペーンを実施。

 今年3月に先行配信された「Bye-Good-Bye」は、「Rakuten Music」内の「Weekly Ranking」にて5週連続で1位を獲得。さらに前作の「Brave Generation」と比較して、リリース週の再生回数は約8.8倍も上回った。これは、5月18日のCDパッケージリリースに先んじて、「Rakuten Music」にて先行配信したことにより、いち早く視聴したいファン層が、再生回数を押し上げる形となったと分析している。

関連記事