「“俺が泊まって”って駄々こねたらーー」 りょうすけ、“お忍び稽古”で積極的に?『恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss me like a princess~』6話
一方、みよしは一旦しおんから身を引くことを決めたようで、「真っ直ぐ向かってきてくれてる人(りくと)もいるから、向き合うのもありかなって思ったの」と心の内を明かす。「芝居に自信がないから自分からは誰のことも指名できないと思った」とこぼしたりくとの及び腰が、せっかく自分に向かってきたこの風向きを逃すことに繋がらなければいいのだが……。
さて、“全員お忍び稽古”を誰より前向きに捉えていたりょうすけは、最後にゆうきとペアになったことを“運命”だと言い、貴重な2人の時間を満喫しているようだった。家庭的な手料理を皆に振る舞い、2人きりになれば「俺からさ“好きです……”って言われたときどう思った?」と優しく本題に切り込む。そして「付き合って下さい」は飛躍しすぎたけれど「好きです」は自分の本心だったことを伝え、さらには24時を前に「“俺が泊まって”って駄々こねたら泊まってくれんの?」と一歩距離を縮める攻防も見られた。すぐに拒絶するでもなく「押しには弱いんだよね〜」と答えたゆうきもりょうすけに全く心が傾いていない訳ではないだろう。
結果、今回の“全員お忍び稽古”ではどのペアも24時を過ぎて泊まることはなかった。「明日朝早いしさ、女の子は準備とかあるのに、それを不慣れな家でやらせるのも……」と相手を気遣いきっと駄々をこねきらなかったりょうすけはやっぱり大人で優しい。そして、それぞれに意中の相手がいる中で、違うペアと宿泊し、あらぬ誤解を招くことを皆避けているようでもあった。
さて、しおんは自身の気持ちがようやく絞れてきた感覚があると言い、「誰かが主演を取って嫉妬するというよりは、今はあかりちゃんと絶対主演を取りたい」と話していた。次週は、それぞれのペアが別室でオーディションするという、これまでとは趣向の異なる展開が見られそうで楽しみだ。