『ガルプラ』や『プデュ』の歴代出演者も挑戦……これまでにないK-POPオーディション番組『青春スター』とは?

 近年、アイドル誕生の新たな定番となっているオーディション番組。さまざまな分野から一流のアーティストが審査員として登場するものに加え、視聴者が“国民プロデューサー”として関わる参加型のものも主流になりつつある中で、また新たなオーディション番組が始動する。

 5月19日、ABEMAとCHANNEL Aによる世界規模の日韓男女グローバルオーディションプロジェクト『青春スター』の放送が始まった。世界中から集まったK-POPアーティストを目指す最強の候補者たちが参加することで、既にファンの間では話題となっている。

 『青春スター』が新たなオーディション番組として注目されるポイントは、大きく分けて3つ。1つ目は、この番組には審査員がいないということだ。これまでのオーディション番組には、人気グループの作詞・作曲を担当するアーティストや、多くのアイドルや歌手を育てたボーカルやダンスのトレーナーが審査員として登場していた。

 もちろん「青春スター」にも、参加者の他に名実ともに活躍するアーティストが第三者的立場で登場する。しかし、彼らは審査員ではなく“エンジェルミュージシャン”・“スペシャルエンジェル”として、メンターのような立場をとる。従来は参加者を評価する役割として存在していたようなビッグネームたちが、本番組では参加者を応援し支える役割にあるというのだ。

 エンジェルミュージシャンには、現役で活動する歌手やダンサー、多くの有名アイドルの楽曲を手掛けるプロデューサー、トレーナーを迎えるほか、WINNERのリーダーであるカン・スンユンも登場する。

 2つ目は、男女混合のオーディションが、3つのジャンル同時に行われるということ。「アイドル派」「ボーカル派」「シンガーソングライター派」の3派に分かれ、参加者は自分の属するジャンルでそれぞれの頂点を目指していく。

 参加者たちはBTS・NCT・BLACKPINK・IVEといった世界中で人気のK-POPアーティストの楽曲などを披露し、グローバルアーティストとしてのデビューというゴールへの駒を進める。この番組の注目ポイントの3つ目である豪華な参加者たちが、どのようなパフォーマンスを披露するのかにも注目したい。

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