キャンドゥとダイソーの「スマホクリップ」を比較すると? 構造や使いやすさを徹底レビュー
いま、100均やガジェット用品店でさまざまな種類のスマホクリップが販売されている。スマホクリップは、仕事でもプライベートでも、さまざまな用途で活用ができる便利グッズだ。Amazonや楽天でも販売されているが、今回はキャンドゥとダイソーでスマホクリップを購入。両者を比較し、アームやクリップの柔軟性、スマホをはさんだときの耐久性などを比較し、レビューしていきたい。
キャンドゥのスマホクリップを使ってみた
まずはキャンドゥの「フレキシブルスマホクリップ」から紹介していきたい。
部品はアームがついている土台クリップ、スマホを挟み込むスマホクリップ、リングの3つ。
組み立て方は箱の裏に記載がある。
土台クリップとスマホクリップを繋ぎ、リングで固定するというシンプルな構造だ。組み立て自体は簡単。
厚さ3センチほどの筆者のデスクに取り付けてみた。予想以上にクリップの力が強く、しっかりと固定された。取り付け可能な机の厚みは2〜4cmまで。
iPhone SE(第二世代)を挟んで設置。安定感はあり、少し触れたぐらいでは外れることはない。。耐荷重は約300g、挟める対応サイズは幅58mm〜80mm。アームの長さは35cmで、伸ばすと長く感じる。
部品を分解すれば梱包時のようにコンパクトにまとまるため、使用しないときは箱に入れて収納もでき、持ち運びも可能なサイズ感だ。
アーム部分はまあまあ固め。両手を使わないと角度調整が難しく、好みの角度になかなか固定しづらい。スマホを挟む前に角度を調節しておくと良い。
ダイソーのスマホクリップを使用
次に紹介するのは、ダイソーの「スマートフォンスタンド」。キャンドゥのスマホクリップが110円(税込)なのに対し、こちらは220円(税込)だ。
構造はキャンドゥのものと同じで、アームがついている土台クリップ、スマホを挟み込むスマホクリップ、リングの3つ。組み立て方も同じだが、ダイソーのスマホクリップはテキストでしか使用方法が記載されておらず、初めて組み立てる人には少しわかりづらい。
キャンドゥと比べて、全体的にサイズ感が大きい。挟めるスマホの対応サイズが10cmまでと少し幅が広くなった。アームの最大の長さが62センチまで伸び、キャンドゥのスマホクリップの約1.7倍の長さになる。
並べて比較するとわかりやすいが、ダイソーのスマホクリップのは少し価格が高くなるぶん、アームが太くしっかりとした構造になっている。
スマホを挟んでみると、キャンドゥのスマホクリップよりもホールドが強く、安定感がある。アーム自体の耐久性はあるが、かなり固めなのでしっかりと力を入れなければ調節が難しい。