パナソニックの「透けるディスプレイ」が話題に。その使い道とは?
パナソニックは画面の背景が透けてみえる、55インチの「透明有機ELディスプレイモジュール」を商品化し、海外にて話題になっている。ディスプレイの背景が透けることで、どのような新たな使い道が生まれるのだろうか。
今回のディスプレイモジュールは、バックライトを必要としない「透明有機ELディスプレイモジュール」を採用。さらに独自開発の調光ユニットにより、明るい場所でも鮮明な映像表示を可能にしているという。
ディスプレイの背景が透けることは見た目のインパクトが大きいだけでなく、映像と背景を組み合わせることでAR(拡張現実)的な使い方も可能となる。
例えば店舗では、商品の上にその詳細やプロモーションを表示することで、消費者の購買欲を促進することができる。また美術館においては、展示品の上にその由来を説明を表示することも可能だ。
さらに今回のディスプレイディスプレイは、画面と電源ユニット部を分離させた仕様を採用。これにより複数枚をあわせて大型ディスプレイとして利用することもでき、空港のラウンジなどでの大画面ディスプレイとして利用できる。
パナソニックの透明有機ELディスプレイモジュールは、グローバル市場にて発売が開始されている。公共施設や美術館にて、この先進的なディスプレイを目にする日も近いことだろう。
(画像=パナソニックより)
(Source)
https://www.youtube.com/watch?v=JM01nykGWVQ