ヒカキン、SNSで“日本人男性初”の快挙を達成 名実ともに「最強インフルエンサー」に

 YouTuberのヒカキンが、“スーパーSNS人”になったことを報告した。

俺が最強だ。

 3月6日にYouTubeチャンネル「HikakinTV」に投稿された「俺が最強だ。」と題した動画で、「ドラゴンボール」のベジータのコスプレをして登場したヒカキンは「俺が最強だ!」「俺様がSNSエリートだぁぁ!」と雄たけびを上げ、「見ての通り、わたくしヒカキン、スーパーサイヤ人の王子、いや、スーパーSNS人の王子になりました」と伝えた。

 “スーパーSNS人”とは、YouTube、Twitter、Instagram、TikTokという4つのアカウントで登録者数およびフォロワー数100万人を突破したインフルエンサーのこと。もちろん、ヒカキンが作った造語だ。

 これを達成したのは日本人男性では初であり、本人曰く「(達成の)ずっと前から目指していた」とのこと。YouTubeのメインチャンネル「HikakinTV」の登録者数が1062万人を記録しているほか、各SNSのフォロワー数はTwitterが630万人で、TikTokが150万人。そしてこの度、Instagramが100万人の大台に到達したために、晴れて“スーパーSNS人”になりおおせることができたのだという(YouTube・各SNSの登録者数およびフォロワー数は動画撮影時点)。

 なお「日本人男性初」としたのには訳がある。女性では既に“スーパーSNS人”になった人物がいるというのだ。その女性インフルエンサーとは、お笑いタレントの渡辺直美。渡辺はYouTubeチャンネル「NAOMI CLUB」の登録者数が116万人、SNSのフォロワー数がTwitterで199.3万人、Instagramで968.3万人、TikTokで104.5万人を誇る押しも押されぬSNSの女王だ(YouTube・各SNSの登録者数およびフォロワー数は3月7日時点)。ヒカキンは「直美!お前もスーパーSNS人だ!」とその偉業を讃えた。

 ヒカキンといえば、21年9月に「HikakinTV」の登録者数が1000万人を突破したことが記憶に新しい。日本で数組程度しか成し得ていないこのYouTube内における快挙と比べれば、それなりに達成している人の多い「SNSフォロワー100万人突破」は簡単そうに見える。しかし、ヒカキンは「4つのSNSすべてで100万人を超えるというのがなかなかの難易度でした」と述べ、その難しさを「似ているようで全然違うスキルが必要な世界。国語・算数・理科・社会全部で100点を取るみたいな」とたとえていた。

 「ほんとにすべて頑張ってやってきて良かった」と感慨に浸り、「僕が全SNS100万人突破達成できたのは、今見てくださっている方がフォローしてくださっているからなので、本当にありがとうございます」と感謝したヒカキン。喜びを嚙みしめつつも、彼は止まらない。「Twitter1000万人いってみたい」と、既に次の目標を見据えていた。YouTuberのパイオニアにして、インフルエンサーのトップランナーとして走り続けるヒカキンが、新たな快挙達成に向けて奮闘する姿を今後も追い続けていきたい。

関連記事