ニューヨーク屋敷、345万円で購入の高級腕時計「A.ランゲ&ゾーネ」を開封 テレビとYouTubeで“二度おいしい”発信は今後増加?
お笑いコンビ・ニューヨークの屋敷裕政が、345万円で購入した高級腕時計の開封動画を公開した。
事の発端は、1月27日放送のTBS系朝の情報番組『ラヴィット!』。屋敷は高級時計ブランド「A.ランゲ&ゾーネ」の300万円超えの時計を紹介し、司会の麒麟・川島明から「その時計買いますか? 買いませんか?」と聞かれ、「買う」と宣言した。
その後、2月24日に放送された同番組で、屋敷は本当にA.ランゲ&ゾーネ「1815アップ/ダウン」を購入。同日、自身のTwitterにて「ドリーム」の一文とともに、腕に巻いた戦利品を誇らしげに見せつける写真を投稿した。
購入価格は345万円。大枚をはたいたからには、こすらない手はない。そこでこのほど、ニューヨークのYouTubeチャンネルには、A.ランゲ&ゾーネ「1815アップ/ダウン」の開封動画が公開された。動画の冒頭、屋敷は、箱に収め直した腕時計を取り出して「せっかくなので開封動画を…」と一言。相方の嶋佐和也は「いや、現場で見たよ。『ラヴィット!』観た人も見たし(笑)」とツッコんでいた。
とはいえ、テレビでは収まりきらないディテールをフォローできるのが、YouTubeの良さだったりする。腕時計入りの箱を持つよう促された嶋佐は、「重てー!習字セットぐらい重い」と詳細を解説するなど、開封系YouTuberとしての仕事をしっかりと果たしていた。
そして箱を開け、「1815アップ/ダウン」を取り出す屋敷。しかし、腕時計のベルトカラーがブラックであることから「嶋佐がグレーのパーカーだからわかりやすい」というディレクターの指示で、嶋佐が腕に巻く流れに。相方が腕時計を乱雑に扱うと、屋敷は「怖いわ~、お前。ほんま精密機械やからな!」と注意。嶋佐が時計の裏面をカメラに見せつつ「裏がすごいんだよ」「裏にルビーとか入ってるんですよ、ヤバくないですか?」とまるで持ち主のように熱弁すると、屋敷は「お前が説明してるな(笑)」と指摘していた。
なお、本動画で屋敷は「買う人にとって開封動画が1番の手がかり」と語っていたのだが、その言葉通り、箱の重さや時計の裏面など、テレビでは紹介しきれない詳細を解説することで、テレビとは違う価値を提供できることが開封動画の魅力と言える。それに、テレビ番組の企画だけで完結させず、自分たちのYouTubeチャンネルで紹介すれば、そのまま収益に直結するため、タレント側からしたら二度おいしい。ということで今回のニューヨークの動画のように、テレビの企画で高級品購入→その後、自分のチャンネルで詳しく紹介……というフローを踏む芸人は、今後ますます増えるに違いない。