『今日好き 蜜柑編』4話ーーまやと×ゆな、“別れ話”をする展開に?「幸せな思い出になった」

幾田りらの金言に注目 恋は“2人にならないと始まらない”

 『蜜柑編』第4話のハイライトとして、今シーズンの“恋愛見守り人”としてゲスト出演をしている、幾田りらが放った数々の金言にも触れておきたい。

 らいあ(道木来明)は2日目の夕食時、ゆあとの2ショットで特技の歌を披露。さざ波の音をバックに奏でた歌声に、幾田はスタジオの誰よりも率先して拍手を贈り、彼の歌声に太鼓判を押す。そんな彼のロマンチックさに対して、どこまでも不器用で実直なまやとのアプローチ。まやとはらいあに続く2ショットで、ゆあから自身の"諸刃の剣”を指摘される。『蜜柑編』で、ゆなからゆあへと心変わりをしたように、付き合った後にも別の女の子を好きになるのでは。ゆあに好意を示す上での“落とし穴”が見つかってしまった。明らかに、ゆあのキモチが追いついていない。

 だが、彼女が付き合ったらカレシにされたいという“頭ぽんぽん”や、「オレのキモチはゆあにしか向いてないし、もし成立したら、ゆあの行きたいところにも一緒に行きたいから、告白待っててください!」という“フライング告白”で、自身の真剣さをぶつけるまやと。ゆあは「いま言ったことに嘘はないですか? 本当に大丈夫? ウソつかない?」と入念に確認。微笑みを交えた優しいトーンで、その熱意を認めるようだった。

 この一連の流れに「(2人の)未来が見えた」と絶賛したのが幾田だ。まやと心のハンドルを握り、常に一枚上手にいる。ゆあの“好きになられた側”だけが持つ特権を、幾田はゲストながらも的確に言い表していた。

 ここまで出番の少ないゆうま(橋爪優真)が、るる(実熊瑠琉)と念願の2ショットをした場面にも見どころが。この日、るるとは残念ながら別行動となっていたゆうま。とことんツイていない上に、彼女にはそもそも、恋愛対象枠の“男の子”として見られていなかった。ゆうまの好意に「気づかなかった」というるるの一言は、悪気がないからこそ最も相手をしゅんとさせる。

 それではなぜ、この状況が生まれてしまったのか。幾田は言う。恋は「2人にならないと始まらない」と。忘れがちだが大切で、どこまでもシンプルな内容が詰まったこのパンチライン。何度でも言おう、恋は「2人にならないと始まらない」。

【場面写真】第4話ハイライト(全11枚)

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