『未来日記』4話ーー沖縄で再会し始めてのキス。数々の試練が2人の絆をより深く

 第3話で離れ離れになってしまった真愛と拓斗。第4話では2人のその後が描かれる。別々の場所で涙を流しながら互いを想う真愛と拓斗に手渡されたのは未来日記だった。「離れ離れになった2人。“2人を繋ぐもの”の秘密が解けたとき 2人は再会した」の文字に、真愛は潤んだ瞳で再会の可能性に期待を滲ませる。そしてお揃いのブレスレットこそが、2人を繋ぐものだと確信するのであった。真愛はここでブレスレットに「heart rock」の文字が彫られていることに気付き、沖縄の古宇利島で再び拓斗を待つことに。実は、真愛はかつてその島のハート型の岩「ハートロック」を拓斗に見せたいと話したことがあったのだ。

 こうして2人は沖縄で再会を果たす。すっかり恋する表情の真愛はネイルを変え、髪色も暗くするなど大人っぽくしてきたと口にする。19歳の真愛は24歳の拓斗との年齢差を少し意識しているのかもしれない。一方の拓斗も、ヒゲがある人が好きだと話していた真愛のために、ヒゲを剃らずにきた様子。真愛はそんな拓斗にすっかり好意を寄せているようだった。ビーチで話す2人はもはやカップルのように打ち解けており、数々の試練が2人の絆をより深くしたのだと感じられる。島での2人はBBQを通してさらに距離を縮めていった。

 そこに新たな未来日記が届けられる。「彼女の帽子が 沖に飛ばされた。彼は帽子を取るため 崖から飛び込んだ」。拓斗は高所恐怖症にも関わらず、崖からジャンプをすることに。さらに、真愛だけのための未来日記も届き、そこには飛び込んだ拓斗にご褒美のキスをすると記されていた。北海道での一件から真愛の存在の大きさに気づいたという拓斗は、「後悔はしたくない」と思い切りよく飛び込むのだった。ビーチに戻ってきた拓斗の頬に照れながらキスをする真愛の姿はまるで付き合いたてのカップルのよう。青い海の中で恋が育っていく様子に、思わずこちらまで幸せな気持ちになる。

関連記事