メラニア・トランプ氏がNFTをリリース Twitterでは賛否の声
12月16日、メラニア・トランプ前大統領夫人が、NFT(※)のリリースを発表した。約1年前のトランプ前大統領の辞任以来、彼女にとっては初の公的な取り組みとなる。
(※)NFT(Non-Fungible Tokens=代替不可能なトークン)とは、ブロックチェーンテクノロジーによって確立されたデジタル資産のこと。
同氏のオフィスからの声明によると、「Melania's Vision(メラニアのビジョン)」と題された自身初のNFTは、フランスの有名イラストレーター、マーク・アントワン・クーロン氏の水彩画と、トランプ氏の音声メッセージを含むものだという。価格は約150ドル(約17000円)で、2021年12月16日から12月31日まで購入可能とのことだ。
声明のなかでトランプ氏は、「芸術への情熱を体現し、そして子どもたちへの継続的な支援を目的とした、新しいNFTの取り組みを発表できることを誇りに思う」と述べ、「この新しいテクノロジーベースのプラットフォームを通じて、子どもたちが支援のコミュニティから卒業したあとも活躍できるよう、プログラミングやソフトウェア開発を含むコンピューターのスキルを教えていく」としている。
収益の一部は、制度の対象年齢を過ぎた子どもたちの支援に充てられるといい、この活動はまた、コンピュータサイエンス・テクノロジー分野で優れた人材を育成するのに役立つとしている。
発表を受け同氏のTwitterには賛否両論の声が寄せられており、その注目度の高さが伺える。果たしてこの取り組みは成功するのだろうか。
(画像=Bloomberg Wealthより)
〈Source〉
https://twitter.com/BrettRosemann/status/1471471599031304196
https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-12-16/melania-trump-joins-crypto-frenzy-with-nfts-release
https://edition.cnn.com/2021/12/16/politics/melania-trump-nft/index.html