テスラが21万円の子ども用4輪バギー「サイバークワッド」を発売

 2019年11月にテスラがATV(全地形対応車)の「サイバートラック」と「サイバークワッド」を発表してから丸2年が経つが、両者とも未だ生産には至っていない。しかしこの度、子ども用サイバークワッドが、一足早く市場に登場するようだ。

テスラより

 今回発売されるモデルは、「サイバートラック」に発想を得た「サイバークワッド」の子ども用で、8歳以上を対象としている。フルスチールフレーム、クッションシート、リアディスクブレーキのある本格仕様で、サイバー感を演出するLEDライトも搭載されている。リチウムイオンバッテリーを内臓しており、1回の充電で最大24km走行でき、最高速度は時速16kmだという。価格は1900ドル(約21万5000円)と、子ども用のおもちゃと考えると高価にも思えるが、発売後すぐに売り切れとなる人気ぶりだ。

テスラより
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 このほかにもつい先日、テスラ社は「サイバートラック」を模した「サイバーホイッスル」を発売し話題となった。同社CEO、イーロン・マスク氏はTwitterに、「Appleのばかげたポリッシングクロス(1980円)で金を無駄にしないで、われわれの笛を買うべきだよ」と、ユーモアを交えた投稿をしている。機能的には平凡な笛に50ドル(約5600円)も割高感があるが、こちらも瞬く間に品切れとなる注目度の高さだ。

 これらの製品の元となった「サイバートラック」自体は、来年に生産時期がずれ込んでいる。こちらも早く市場にお目見えすることを願うばかりだ。

(画像=テスラより)

〈Source〉
https://shop.tesla.com/product/cyberquad-for-kids
https://www.theverge.com/2021/12/2/22813719/tesla-cyberquad-for-kids-pricing-features-availability
https://twitter.com/elonmusk/status/1465838829370228737

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