『マツコの知らない世界』で紹介された最新防災グッズとは?

 東日本大震災から10年。昨今では防災意識も高まり、非常用の防災グッズの備えの大事さも広く認知されている。

 しかし、実際にどんなアイテムを揃えればいいのか?どこで揃えればいいのか?何が効果的なのか?など疑問は尽きない。11月9日放送の『マツコの知らない世界』(TBS)では「防災グッズの世界」のプレゼンターとして、1000種以上の防災グッズを揃え、日常から防災グッズを持って通勤しているという、防災アドバイザーの高荷智也氏が登場。便利な最新防災グッズと防災に対する心がけを紹介していた。

 ここでは番組内でオススメしていた防災グッズを紹介していく。防災グッズを揃えるにあたっての参考にしてほしい。

実はDAISOで揃う最低限の防災セット

DAISOより

 最低限の防災セットはどこで揃えればいいのか? という点に関しては、身近な場所では100円ショップのDAISOでほぼ揃うという。

 近年DAISOでは防災アイテムの品揃えも充実しており、両手を開けるために装着型のライトや非常時に便利な万能ナイフやホイッスル。身を守るための帽子や軍手、雨具、絆創膏、ティッシュ類、歯磨きシート、マスク、ゴミ袋。さらには収納するためのリュックなども。

 これら防災に必要なアイテムが一箇所で揃うのが100円ショップの利点。コストも安く、二人分の防災グッズ58点を揃えても、費用は約6,000円で済むという。

賞味期限25年。買い換えなくても済む防災食事

 防災用の食事と言えど、賞味期限があるのがネックだ。

 非常用にと買ったはいいものの、しまい忘れて期限切れになってしまった……。といったケースもある。備蓄の賞味期限切れを防ぐために、一般的には定期的なサイクル補充・消費が推奨されているが、そもそも賞味期限が切れなければいい。という視点の非常食もあるのだ。

「セイエンタプライズ サバイバルフーズ」セイエンタプライズより

「セイエンタプライズ サバイバルフーズ」シリーズは、食料をフリーズドライ製法で缶詰に密閉することで、25年という超々長期保存を可能としている。

 ラインナップはいくつかあるが、雑炊はお湯だけでなく水でも10分あれば戻して食べられる。また、調理済みをフリーズドライにしてあるので、水がなくてもそのまま食べることもできるのが利点だ。

排泄への備えも大事!非常用トイレでオススメなのは?

BOSより

 防災グッズとして、最重要アイテムのひとつが非常用トイレだ。いくつかの種類があるが、高荷さんは、BOSの「非常用臭わないトイレセット」がオススメだという。百均アイテム、非常食に加えて、こちらも用意しておくといいだろう。ひとりあたり1日5回分を目安に備えておこう。

収納場所がない問題を解決する日常生活に溶け込む防災グッズ

 防災グッズを揃えるといっても、どこに置けば良いのか?といった課題もある。しまい込んでしまうとすぐに取り出せなくなるが、目に見える場所に常に置いておくと生活が不便になる。こうしたジレンマを解決するため、日常生活に溶け込む防災グッズも紹介された。

「防災グッズ収納カバー “マクラン”」フロムフラットより

 フロムフラットの「防災グッズ収納カバー “マクラン”」は、枕の中に必要なグッズを収納しておくことができるアイデアグッズ。就寝時に地震や停電が起こることも想定し、懐中電灯や靴などの足元をケアできるアイテムは、こうしたすぐ手の届くところに置いておきたい。

「ソネングラス クラシック」ソネングラスジャパンより

 太陽光で発電できるソーラーライトも便利。ソネングラスジャパンが販売している「ソネングラス クラシック」は、太陽光を蓄え、普段はインテリアとして、小物をインテリアとして飾ったり、間接照明として利用できる。

「SONAENO クッション多機能寝袋」ドリームより

 避難先ではいかに快適に寝るか?も大事。ドリームの「SONAENO クッション多機能寝袋」は、普段はクッションとして利用でき、展開すれば寝袋へと早変わり。これもまた、普段から利用できる実用的な防災グッズだ。

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