『虹とオオカミには騙されない』11話ーー「妹みたいに思ってしまう」しゅうぞうが心を決めたのはセイラ?さくら?

『虹とオオカミには騙されない』11話レビュー

 一方、Takiにも変化が訪れる。Takiが“ずっと自分の中にいた”と気づいた存在は、しょうた(西岡星汰)だった。Takiがしょうたを呼び出した月LINEではこれまで彼らの歩みを見守ってきた視聴者にとっても歓喜の展開が待ち受けていた。2人の間で恒例の“目隠し”をお願いしたTaki。目を開けたしょうたの前に広がったのはひまわりの映像だった。そう、しょうたがTakiを誘った月LINEで渡した花束、そしてTakiがしょうたを誘った太陽LINEで、しょうたがコースターの裏に描いたのもひまわりだった。

 Takiは「まずはゴメン」と謝罪から入ったところで、「しょうたに“もう気持ちない”って言ったのは正解じゃない」と伝え、映像がコスモスに変わったところで「秋のコスモス渡したいです。夏だけじゃなくて秋も(一緒に)いたい」と、何とも素敵に自分の本心を伝えた。初回の月LINEの時と同じように2人が横並びで寝転ぶシーンがあり、前は握れなかったTakiの手を今回はしっかり握ったしょうた。そして「もう離さない」と幸せを噛みしめるしょうたの様子に涙を誘われた視聴者も少なくなかったはずだ。

 ラストに待ち受けていた波乱はエザキ(YOSHIKI EZAKI)が予見していた展開だ。かいと(堀海登)がモモカ(momoca)を太陽LINEで誘い出す。これにはもちろんエザキも即名乗りを上げる。

 そう言えば、さくらがしゅうぞう以外に気になる人がいると話していたが一体誰なのだろうか。「申し訳ない」という言葉からも、既にペア成立している相手なのだろうが、しょうたなのか、あるいはかいとか、こうへい(山下航平)か。引き続き彼らの恋路と共同作業の進捗から目が離せそうにない。

■番組概要
『虹とオオカミには騙されない』
放送日時:毎週日曜夜10時~
放送URL:https://abema.tv/video/title/90-1540
(C)AbemaTV, Inc.

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