米YouTuber、レゴブロックを簡単に分別することに特化した装置を開発

レゴブロックの分別装置を発明

 米DIY系YouTuberのボブ・クラーゲット氏が、山のようにあるレゴブロックを簡単に分別できる装置「レゴブロックソーター」のプロトタイプを開発した。同氏は物づくりに情熱を注ぐエンジニアで、運営するチャンネル「I Like To Make Stuff」は、登録者数321万人を誇る。

I Like To Make Stuffより
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 9月24日に投稿された動画で公開された、レゴブロック分別装置の作り方を見ていこう。同氏の計画は、箱の中にそれぞれ大、中、小の穴が開いた3つのフィルターを用意し、大きさに合わせてブロックを分別していくというものだ。

I Like To Make Stuffより
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 まずは外側の箱と、試作品として、ペーパーボードに穴を開けたフィルターを用意し、サイズの調整などを行った。

I Like To Make Stuffより
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 次に3Dプリンターで本番用の3種類のフィルターをプリントし、1番大きいサイズのものを上に、中サイズのものを真ん中に、小サイズのものを下に取り付けた。これによって、大きいブロックは上のフィルターにとどまり、小さいものほど下へと落ちる。またフィルターの両サイドにはつまみがあり、これを回すとフィルターも回転し、ブロックを装置の下へと流す仕組みとなっている。

 最後にネジで透明のアクリルボードを取り付けて完成だ。

I Like To Make Stuffより
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 さっそくさまざまな大きさのブロックを入れていくが、分別のためには本体を左右に大きく振る必要があるようだ。 ある程度分別されたところで、つまみを回転させブロックを収納していく。

I Like To Make Stuffより
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 およそ計画通りの仕上がりとなったが、アクリル板にきれいな穴を開けるのが難しかったり、ブロックの振り分けの際に装置を左右に揺らさなければならないなどの課題も残った。改めて本制作に向けての改善を誓ったクラーゲット氏が、「良いアイデアがあったらコメントして」とお願いしたところ、コメント欄には「アクリルに穴を開けるならドリルビットを使うといいと思う」、「振動させるための小さなモーターを搭載してみたら?」といったアイデアが飛び交うこととなった。

 高いDIY力を誇るクラーゲット氏は、今回の反省を生かしたさらに精度の高い装置を開発することだろう。

(画像=I Like To Make Stuffより)

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

〈Source〉
https://www.youtube.com/watch?v=i2NQU3jrMXw
https://www.yahoo.com/lifestyle/lego-sorter-offers-ingenious-way-153023952.html

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