『私たち結婚しました』2話ーー野村周平&さとうほなみ「これはもう付き合ってる」 “愛してる”も言える関係性?

本当の夫婦のような野村&さとうにスタジオ「付き合っとんな!」

 第1話から、良い雰囲気だった野村周平&さとうほなみペア。第2話ではより急接近していく様子が映し出された。

 仕事終わりのさとうを車で迎えに来る野村。「お疲れ!今日の仕事どうだった?」と話す姿は、まるで長年連れ添った夫婦のようだ。

 だが、ここで再び “好きなものの違い” が浮き彫りになる。

 漫画家の東村アキコが監修している“ラブミッション”にて「屋上を特別な場所にする」ことが課されたため、「植物園に行こう」と誘う野村だが、「(植物に)興味あるかと言われたら、そんなにない」と返すさとう。

 “7日間限定の夫婦生活”をともにするだけの間柄なのだとしたら、「興味ある!」と返しておけばいいものの、はっきりと「興味がない」と伝えるところに、きちんと関係性を築いていきたいという心意気を感じた。

 「(植物園が)楽しくなかったら、楽しくなかったでいいんじゃない?」という野村の言葉は、「そのままの素直なあなたでいいよ」という思いが伝わってくる。さとうも、「楽しくなかったら、すぐ帰る!」と冗談を飛ばし、興味はないながらもどことなくテンションが上がっている。

 植物園に着くといつの間にか手を繋いでいる2人。夫婦で初めての外食では、さとうが野村に「アーン」をするシーンも。「“アーン”したから4倍くらい美味くなってるかもしれない」と言う野村に、照れた表情を浮かべるさとう。2人を見守る番組MCのノブも、「付き合っとんな!」とツッコミを入れる。

 野村は、「結構もう、ずっと一緒にいる感出てるよ。普通に夫婦してるよね。終わったら、寂しくなるかもしれない」とストレートに気持ちを伝えたり、「色が合うと思って買ってきた」と食後に花を渡してサプライズをしたり……。“THEモテ男”な言動に、MC陣からも「すげーな!」と称賛の声が飛び交う。

 しかし、「終わりは考えちゃダメでしょ」と言うさとうに対して、野村はどこか終わりを見据えているようにも見える。「今のこの関係って、リアルでもあったらめっちゃいい関係だなって思う」と語っていたように、あくまでファンタジーだからこその関係だというのを認識しているようだ。

 植物園からの帰りの車内でも、「芝居だったら、愛してるとか言えるのにとかあるよね。リアルっていうか、ちょっと自分も混ざってるから言えないこともあるよね」と言っていたが、さとうに「(愛してると)言ってみて」と言われると、サラッと「愛してるよ」と伝える。

 少し切なそうなさとうの真意は、「これはフィクションだから言えるんだ……」と思ったからなのか、それとも終わりがあることを再確認したからなのか。急接近したからこそ、浮き彫りとなる“切なさ”に注目していきたい。

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