父親に愛車・フォード「モデル68」を売られた男性、40年ぶりに再会を果たす

 無断で父親に車を売却された男性が、40年ぶりに愛車と再会したエピソードを米メディア『Kearney Hub』が紹介している。

 米国在住のスタン・スターブ氏は、1963年にフォード「モデル68」(1936年)を購入した。しかし父親はその車を気に入っておらず、彼が大学へ行っている間に無断で売り払ってしまったそうだ。

 それから40年間「モデル68」は行方不明だったが、2000年のある日、母親から「あなたの車を買ったと言う男性がいる」と電話が入ったという。すぐにコンタクトをとると、男性は「’36(スターブ氏の「モデル68」)がここにあると思う」と述べたそうだ。このオーナーは、車の正式な権利書を求めて過去の所有者を調べていたところ、スターブ氏に行き着いたとのこと。その後1年を経て、同氏はオーナーから車を譲り受けた。

 その間、整備士による修理が行われ、7回の塗装で「モデル68」は美しいボディを取り戻した。同氏は作業が進むにつれ、車を元の仕様に戻すのではなく自分好みに改造しようと思い立ち、フォード・マスタングのフロントエンドを取り付け、エアコンを装備し、ストリートロッドにカスタム。

Kearney Hubより

 40年の時を経て愛車との再会を果たす、なんともほっこりしたエピソードだ。スターブ氏はカスタムされた「モデル68」を見て、「思ったよりも良くなった」と語っているという。

(画像=Kearney Hubより)

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

〈Source〉
https://kearneyhub.com/news/local/kearney-man-gets-back-hot-rod-he-lost-40-years-ago/article_9ce63f30-e323-11eb-a651-cf32ecdceb22.html

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