PS5が横置き型の木目調デザインに? 英DIY YouTuberがリメイク
英国のDIY YouTuber、DIY Perks氏が、PS5を木目調のデザインにリメイクした。
同氏は以前にも、真鍮でできた黄金のPS5をDIYしている。その豪華な見た目はかなりのインパクトだったが、今回の新作では、インテリアにも合わせやすいあたたかみのあるデザインを目指したようだ。
また同氏は、PS5ユーザー間で、本体を縦向きに置くべきか、横向きにすべきかの議論があることに言及した。多くのテレビボードは横長に作られているが、本体をそのまま横に倒すのではあまり美しいとは言えない。そこで、横置きができて部屋のインテリアにもなじむデザインにしようと考えたようだ。今回の作品では「PS5をPS5に見えないようにする」ことを試みたと述べている。
ここからは簡単に制作手順を見ていこう。前作と同じく、まず本体の両サイドのパネルを外していく。大きなデバイスに見えるが、コア部分は冷却ファンがなければほとんどノートパソコンと変わらないほどコンパクトなようだ。
本体の底部分には、カーボンファイバーシートを利用するという。軽くて丈夫な性質からスポーツカーにも利用される素材だが、今回は単に見た目の美しさで選んだとのこと。冷却ファンとネジ用に穴を空け、角に丸みをつけたらコア部分に取り付ける。
続いて、本作のデザインの肝となる側面にとりかかる。木材には、あたたかみを演出できるアメリカンダークウォルナットを使用したという。まず本体側面のサイズに合わせてカットし、USBポートや電源ボタン用の穴を空ける。左右と前面の3つのパーツを接着している間に、角をやすりで削って曲線的なフォルムを作り出す。最後に紙やすりで入念に磨き上げオイルを塗ると、光沢のある美しい質感に仕上がった。
背面は熱がこもらないよう、複数の通気口のあるデザインに。本体に取りけてみると完璧にフィットし、同氏は「驚くほどプロフェッショナルだ」と満足げだ。
最後に残された上部には、底部と同じカーボンファイバーシートを利用する。シートに冷却ファン用の六角形の穴を複数個空け、穴の形に沿った木材をはめていく。これを本体にかぶせたら完成だ。
真鍮のPS5とは正反対で、本作は木のあたたかみが感じられる落ち着いたデザインに仕上がっており、インテリアとも調和している。そして同氏が掲げていた「PS5をPS5に見えないようにする」目標も間違いなく達成されているだろう。
技術力もさることながら、デザインセンスも光るDIY Perks氏。次の作品にも期待が高まる。
(画像=DIY Perks YouTubeより)
■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。
〈Source〉
https://www.youtube.com/watch?v=P4Lshbq27nw