石橋貴明が明かした“粋な始球式”の裏側 多彩なYouTube企画で伝える熱き野球愛に迫る
野球ファンの心を鷲掴みにしたとんねるず・石橋貴明による始球式。その裏側を収めたYouTube動画が、急上昇ランキング1位を獲得するなど話題を呼んでいる。
石橋は5月16日、千葉・ZOZOマリンスタジアムで行われた、プロ野球公式戦「千葉ロッテマリーンズ-埼玉西武ライオンズ」の始球式に登板。5月20日に石橋の公式YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」で公開された「貴ちゃん魂の始球式!裏側全部見せますSP」と題した動画では、この時の一部始終が伝えられている。
ちなみに、石橋にとって今回が初の始球式ではない。2001年にはロサンゼルス、ドジャー・スタジアムで行われたドジャース-マリナーズ戦の始球式も務めており、それ以来の登板になるという。ハリウッド映画「メジャーリーグ」の「2と「3」で、日本人選手「タカ・タナカ」を演じ、米国でも知名度のある石橋ならでは登板実績と言える。
そのタカ・タナカと同じ背番号16のユニフォームをまとい、颯爽とグラウンドに登場した石橋は、まず審判に脱帽して一礼。審判からマウンドに登るよう勧められるも、「マウンドを汚したくないので」と辞退し、マウンドの少し前を投球場所とした。この日が1軍デビュー戦となる“令和の怪物”佐々木朗希投手への敬意を払っての行動だった。
さらに、とんねるずの恒例特番『スポーツ王は俺だ!』(テレビ朝日系)の人気企画「リアル野球BAN」の常連である、西武の4番・山川穂高選手を呼びつけて、打席に立たせるサービス精神を披露。一球を投じると、ぴたりを両足を揃え、それぞれのチームに向かって帽子を取ってお辞儀をし、選手たちの邪魔にならぬよう、足早にグラウンドを去って行った。
こうしたプロ野球選手へのリスペクトを感じさせる石橋の振る舞いに対して、コメント欄には「『マウンドを汚したくない』この一言に貴さんの人柄、人生が詰まってますね」「有名人としてだけでなく野球人としての始球式。改めて凄さが分かる」「石橋貴明がどれだけ野球をリスペクトしているか、球界からどれだけリスペクトされてるかがよくわかる神回です」など、称賛の声が相次いでいる。