米国でポケモンカードの窃盗が相次ぐ……カードを巡って拳銃が飛び出すトラブルも

米国でポケモンカードの窃盗が相次ぐ……カードを巡って拳銃が飛び出すトラブルも

 米大手スーパーのTarget(ターゲット)は、ポケモンカードをはじめとしたトレーディングカードの店頭販売中止を発表した。相次ぐ窃盗や、迷惑行為への対策だと見られている。

 今年に入ってから、ホログラムのカメックスのカードが360,000ドル(約4,000万円)、リザードンのカードが311,800ドル(約3,400万円)で落札されるなど、“ポケカバブル”が巻き起こっている。その裏で、ターゲットやその他小売業者を悩ませる事態も多く発生しているようだ。

 今年3月、米国でポケモンカード付きのシリアルが発売されると、箱からカードだけを抜き取る窃盗が相次いだ。TikTokに上げられた動画では、店頭に並べられたシリアルの多くが開封されているのが確認できる。

@harryama297

People stealing Pokémon cards from cereal boxes. Can’t make this shit up. ##pokemon ##DoTheScottsSlide ##ItWasntMe ##pokemoncards ##FYP

♬ original sound – harryama279

 ターゲットがポケモンカードの販売個数を1人1パックに制限した際には、購入希望者らが店の前で一晩中待機する事態となり、同社が「30分以上店の前に滞在する者は、法的機関に通報する可能性もある」と警告することとなった。

 また今月の始めには、MLB(メージャーリーグベースボール)のトレーディングカードを購入した男性が、店を出た直後に4人組の男に襲われる事件も発生。男性は所持が許可された拳銃を取り出して身を守ることができたが、一歩間違えば大惨事となっていたかもしれない。

 一連の騒動を受けてか、ターゲットは、客と店員の安全を考慮し、ポケモンカード、MLB、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)、NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)のカードの店頭販売を中止すると発表した。オンラインサイトでは引き続き販売するようだ。

 騒動を起こしているのがコレクターか、転売ヤーかは定かではないが、いずれにせよモラルある行動が求められる。

(画像=The Guardianより)

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

〈Source〉
https://www.theguardian.com/games/2021/may/13/us-target-stores-to-stop-selling-pokemon-cards-after-rising-value-prompts-threats-to-staff
https://www.theverge.com/2021/5/12/22433236/target-halts-sale-pokemon-mlb-nba-nfl-trading-cards-may-14
https://www.polygon.com/22417628/pokemon-cards-cereal-general-mills-lucky-charms-cinnamon-toast-crunch-walmart-resell-scalpers

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