豪州で“伝説ポケモン”の名前が付いた新種の虫、見つかる その共通点とは?

 昆虫学者、ダレン・ポロック氏とユン・シャオ氏は、新種の甲虫3種に、伝説のポケモンにちなんで「Articuno(フリーザー)」、「Moltres(ファイヤー)」、「Zapdos(サンダー)」と名付けた。

 新たに命名されたこの3種は、オーストラリア南部で見られる鮮やかな色の甲虫類のBinburrum属に属している。新しい正式な学名は「Binburrum articuno」、「Binburrum moltres」、「Binburrum zapdos」だという。

 米メディア『Forbes』は、「これまでのところ、どの甲虫も、氷、火、電気の力を持っていないようだ」とユーモラスに紹介している。そしていずれも、ビジュアル的に伝説のポケモンとの共通点は見当たらない。強いていえば、「Binburrum zapdos」と、「Zapdos(サンダー)」の黒と黄色の配色くらいだろうか。

 しかし両者の共通点は、その希少性にある。フリーザー、ファイヤー、サンダーは、ポケモンシリーズの中でも最も見つけるのが難しいモンスターの1つだ。そしてまたこの3種も、未だ名付けられていない甲虫の資料となる標本が、非常に少ないことがわかった。これは、この甲虫が野生では非常に珍しい種類である可能性があることを示唆しているという。

 ポロック氏は、「ユン(シャオ)は若い頃、ポケモントレーナーを志望していた」とインタビューで語った。そしてその3種の甲虫の希少性から、3つの伝説のポケモンの名前をつけようと思いついたのだという。

 ポケモンの名前を冠した昆虫はこの3種だけではない。頭の真ん中にとがった棘をもつハチは、けむしポケモンの「Weedle(ビードル)」にちなんで「Stentorceps weedlei」と名付けられている。

 ユニークなモンスターを生み出し続け、子供から大人まで、根強い人気を誇るポケモンシリーズは、昆虫学者たちの好奇心をもくすぐっているようだ。

(画像=Forbesより)

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

〈Source〉
https://www.forbes.com/sites/kionasmith/2021/03/17/three-australian-beetles-named-for-legendary-bird-pokmon/?sh=c73bc6c7f16c
https://twitter.com/YHsiaoBeetle/status/1345310387059625985