いま振り返る『スーパードンキーコング2』の激ムズステージ3選 トラウマ級の「アニマルランド」とは

 レア社が開発した『スーパードンキーコング』シリーズは、『ドンキーコング』が登場したゲームの中では非常に高い評価を集めている。現在アラサーの筆者も当時はドンキーコングに姿を変えて様々なステージを冒険した一人だ。

 そんな筆者を夢中にさせた『スーパードンキーコングシリーズ』であるが、特にシリーズ2作目の『スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー』(1995年)の思い出が多く、とりわけ数々の難しいステージに対するトラウマが根強い。そこで、本作の激ムズステージ3選を紹介したい。

シビアすぎるタイミングゲー「とげとげタルめいろ」

 ステージ名の通り、トゲだらけの蔦に描かれた迷路のようなルートを、タルからタルに渡りながらゴールを目指すステージとなっている。基本的にはタルからタルの移動になるため、タルを発射する際に押す“Aボタン”以外を使用する必要がなく、複雑な操作は求められない。

 ただ、そのAボタンを押すタイミングをミスしてしまうと、トゲだらけの蔦の中に放り出されてダメージを負ってしまう。そのため、Aボタンを押す右手の親指に全ての責任がかかってくる。加えて、ステージが後半になると、蜂の敵キャラ・ジンガーがタルの周りをウロウロしているため、ジンガーの動きを考慮しながら、タルを発射するタイミングを意識しなければいけない。高い操作性が必要ない分、「タイミング良くAボタンを押す」というシンプルな操作の精度が試されるステージだ。

一度のミスも許さない「どくどくタワー」

 『スーパードンキーコング2』は横スクロールのアクションゲームだが、このステージは徐々に水位が上げるメロンソーダみたいな緑色の毒に迫われながら、ひたすら上を目指さなければいけない。

 基本的にアニマルフレンズに変身しながらステージが進んでいくのだが、一番最初に変身するラトリーのゾーンでとても苦戦する。ラトリーはぴょんぴょん跳ねながら進まなければいけず、足の踏み場を少しでも外してしまうと毒の中にダイブすることになる。さらに、一度足を踏み外すとあれよあれよと落下するため、仮に2機あっても画面一面の毒の中を抜け出さずに一気に終了してしまうことも珍しくない。1つの操作ミスが生死を分ける非常にシビアなステージとなっている。

関連記事