賛否両論? 物議醸すPS5版『FF7リメイク』の発表について考える

FFⅦの世界を舞台にしたバトルロイヤルゲームが登場

 あわせて発表された『FINAL FANTASY Ⅶ THE FIRST SOLDIER』は、FFⅦの世界を舞台にしたバトルロイヤルアクションゲームだ。こちらの対応プラットフォームはiOSとAndroidで、配信時期は2021年を予定している。また、料金体系は基本プレイ無料のアイテム課金制となるようだ。

 本作の舞台は、FFⅦ本編よりも以前のミッドガルだ。プレイヤーはソルジャーの候補生として、魔法やアビリティを駆使して戦うことになる。公開された動画ではアサルトライフルによる銃撃戦のほか、FFⅦRの「ティファ」のような肉弾戦を繰り広げるシーンも見受けられた。また、魔法の「ケアル」で仲間を回復したり、召喚獣「イフリート」を召喚して共闘したりといったFFらしい要素もある。戦略の幅が広いバトロワゲームになることだろう。

FFⅦのシリーズ全編を網羅する『FINAL FANTASY Ⅶ EVER CRISIS』

 また、『FINAL FANTASY Ⅶ EVER CRISIS』も、基本プレイ無料のiOS・Android対応のタイトルだ。こちらはRPGになっており、章立て形式でストーリーを配信するようだ。フィールドで動くキャラクターはデフォルメされており、オリジナル版FFⅦを彷彿とさせる。一方で、戦闘時にはFFⅦRと同クラスのリアルなグラフィックへと切り替わる。

 本作ではオリジナル版に加え、派生作品となる『アドベントチルドレン』『ビフォアクライシス』『クライシスクラコア』『ダージュオブケルベロス』のすべてを網羅すると謳っている。公開されたトレーラーでは、『クライシスコア』の主人公であるザックスが活躍するシーンも一部描かれていた。『FINAL FANTASY Ⅶ EVER CRISIS』は2022年の配信を予定している。

■坂田憲亮
愛知県の田舎で自由気ままに暮らすフリーライター。アプリやゲームなどエンタメ分野をはじめ、国内大手の各種メディアにて記事を執筆中。取材から撮影、Webデザインまで行う自称・マルチクリエイター。

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