Galaxy S21シリーズの仕様がリーク WQHD+画質で120Hzサポート、S21 UltraはSペンに対応?
収納にはケースが必要
テック系メディア『What Hi-Fi?』が5日に公開した記事では、Galaxy S21 UltraがSペンに対応することが報じられている。本来SペンはGalaxy Noteシリーズで採用されていたものだが、Samsungのフラッグシップスマホでも使えるようになる。
S21 Ultraで使えるSペンには、Noteシリーズで使えたものと同等の機能が実装される。つまり、加速度センサーが内蔵されているのでペン本体をフリックするような簡単なジェスチャによる操作が可能だ。Sペンからの音量調整もできる。
もっとも、S21 Ultra自体にはSペンが付属されず、別途購入することになる。価格は50ドル(約5,200円)になるようだ。また、Galaxy NoteシリーズのSペンはスマホ本体に収納できる設計になっていたが、S21 Ultraにはそうした収納スペースがない。その代わりに、Sペンの収納スペースがあるS21 Ultra専用のケースが販売されるようだ(下の画像参照)。_
SペンはGalaxy Noteシリーズのユニークな機能のひとつであるので、S21 Ultraでも使えるようになると、Noteシリーズの魅力が薄くなってしまう。さらには既報のように、次期Noteシリーズはリリースされず、Sペンに対応した次期折りたたみGalaxyスマホ(仮称は「Galaxy Z Fold 3」)がリリースされるという噂もある。こうした動向をふまえると、Galaxy Noteシリーズは終了するかも知れない。
以上のように、Galaxy S21シリーズには着実な進化が期待できそうだ。同シリーズの発表会はおそらく新型コロナウイルスの世界的な感染再拡大のさなかに開催されることになるが、同シリーズのリリースが2021年のスマホ市場に対するカンフル剤となることに期待したい。
トップ画像出典:What Hi-Fi?「Samsung Galaxy S21 Ultra leak exposes S Pen stylus and case」より画像を抜粋
■吉本幸記
テクノロジー系記事を執筆するフリーライター。VR/AR、AI関連の記事の執筆経験があるほか、テック系企業の動向を考察する記事も執筆している。Twitter:@kohkiyoshi