ヒカキン、LINE「NEWS AWARDS 2020」でタレント部門受賞 コロナ支援への評価に「そういう活動ができてよかった」
スマートフォンニュースサービスLINE NEWSにおいて、芸能・文化・スポーツ・アーティストなど各分野でニュースとになった「話題の人」や、新しい切り口や見せ方でLINEユーザーの心を動かした「記事」、ユーザーに支持された「メディア」を表彰する、LINE NEWS Presents 「NEWS AWARDS 2020」の第3回が12月16日、オンライン開催された。
前年度との変化や記事としての登場回数、ページビュー数からLINE NEWSが独自の指標で受賞者を決める同アワード。今年度のタレント部門には、6月にYouTubeチャンネルを開設し登録者数70万人を突破。さらにドラマ『半沢直樹』に出演し反響を呼んだアンジャッシュの児嶋一哉、「時を戻そう」が新語流行語大賞にも選ばれ、上半期ブレイク芸人1位を獲得した「ぺこぱ」、2019年に開催されたお笑いコンテスト大会『女芸人No.1決定戦 THE W』で優勝した「3時のヒロイン」、8月には自信初のMC番組を務めることに。映画へも初出演し、人気急上昇したフワちゃんらがノミネートされた。
そして栄えあるタレント部門の受賞者には、YouTuberのHIKAKINが選ばれた。自身のチャンネルにて小池百合子知事とリモート対談を行い、買いだめ問題やコロナ対策についてわかりやすく発信。また、Yahoo!基金にてコロナ医療支援募金を募り、自身も1億円を寄付するなど同プロジェクトに尽力したことが、今回の受賞理由となった。
アワードに紺色のスーツ姿で登場したHIKAKINは、受賞した心境について「信じられないようなメンツ。僕ではないんじゃないのかと思うぐらい」と驚いた様子を見せた。
そして、アワードではHIKAKINが考える今年の漢字一文字が発表された。HIKAKINは「家」というフリップを掲げ、「本当に家。ずっと家にいました。本来であれば外で撮りたい動画も注意して家の中で撮影していました」とコメント。また「家電を買ったら快適になるんじゃないかなとか。限られた空間でおもしろいことをやろうという脳みその使い方が去年とは変わりましたね」と、仕事の仕方も変わったそう。
受賞理由の一つとなった、Yahoo!基金のコロナ医療支援募金については「大きいことをやろうと思った時にうまくいくかなと緊張したんですけど、チャンネル登録してくれている方が協力的でいてくださり、21万人ぐらいが寄付してくださいました。本当にいま必要としている医療現場にいち早く届けられたことがよかった。SNSを沢山やっているとDMで直接、医療関係で働いていますと連絡が来るんですよ。そのあと感謝のDMも来るんですよね。今年はそういう活動ができて本当によかったです」と喜びを滲ませた。
そのほか今年は、江頭2:50や宮迫博之といったお笑い芸人たちがYouTubeに参入。登録者数が200万人を超えるチャンネルも登場した。HIKAKINは「これから増えていくだろうなとは思っていたんですけど、まさかとは思いました。芸能界の大物がという方が続々と参入しているので、頑張らなきゃなと思いましたね」と私見を述べつつも、「ただ、その人と同じ土俵で戦えるんだってのは夢がありますよね」と話した。
そしてこれからYouTuberを目指す人へのアドバイスについても口に。「大きく分けて2つあるんですけど、やりたい人は多くのチャンネル登録者を獲得したいと思っている方が多いと思うので、トップ勢をとにかく観まくることですね。何個効果音が入っていて何個カットが入っているという部分を分析してほしい」そのほか「今からじゃ遅いでしょという人が多いんですよね。僕からすると5年前から言われてるんですよ。でもボンボコ出て来るんですよね。遅いよって思わずやれる人がスターになっていくんだなって思っているので、自信を持っていくべきですよね」と言葉を贈った。