『水溜りボンドのANN0』第34回おさらい トミー、覚悟と笑いの“丸坊主”&機械音痴の大冒険
人気YouTuberコンビ・水溜りボンド(カンタ、トミー)がMCを務める『水溜りボンドのオールナイトニッポン0』第34回目が11月26日放送された。ANN史上初のYouTuberレギュラーパーソナリティーとして注目を集めているラジオ番組をさらに楽しむために、トミーが丸坊主になった“覚悟”の放送回をあらためて振り返っておきたい。
トミー、「脱・外ハネ」坊主に!
オープニングトークも終わり、いつものように番組タイトルをコールしようとしたカンタに「いや、ちょっと待って!」とトミー。それもそのはず、先週まではトレードマークの外ハネ長髪をなびかせていたトミーが今週、突如丸みのある“坊主頭”で登場したのだ。
YouTube視聴者ではない、Mix Channelラジオリスナーは「この1週間で何が!?」とさぞ驚いたことだろう。ラジオ放送がある前日にYouTubeで公開された『トミーが本当に坊主になるドッキリwwww【6mm】』内で、相方カンタを驚かそうと、“坊主ドッキリ”を決行したのだ。中学時代所属していた野球部を「坊主にするのが嫌」という理由で退部し、そのまま野球をやめたという逸話を持つトミーは、“外ハネ”というファンに定着したトレードマークも相まって、髪型には並々ならぬこだわりがあった。以前にも動画内で“スキンヘッドドッキリ”に挑戦したトミーだが、その際は特殊メイクで本当に髪を剃ったわけではなかった。そんな「絶対にトミーがするわけがない」という誰もが持つ意識を裏切る形で行われたドッキリには、ある理由があった。
YouTubeで10月30日に投稿された『素直に思っていることをお話させてください。』という動画内で、前日に放送されたラジオ中にイベントチケットが“即完”できなかったことへの悔しさや葛藤、そして、あらためて二人にとって視聴者やファンとの距離感を見直すきっかけとなったという心境を真摯に語った二人。しかし、水溜りボンド側にも視聴者に伝えたいことがあったように、視聴者や長年彼らを追いかけてきたファンたちもまた彼らに伝えたいことがあり、現在の二人を思った上での厳しいコメント、温かいコメントが多く寄せられることとなった。
それを踏まえ、今回“ドッキリ”というエンターテインメントと同時に、トミーの「これからも相方のカンタと二人で一生面白いことをやって、皆をたくさん笑わせていきたい」という、心配させてしまった視聴者に対しての決意表明を込めたアンサー動画として、坊主頭にすることを選択したのだった。
「坊主が嫌で野球を辞めたけど、野球より水溜りボンドが好きなんで」というトミー。ドッキリを仕掛けられたカンタは、「覚悟を感じる」と胸を熱くしながらも、“イガグリ”のようなビジュアルの面白さに大爆笑。かつて“毎日投稿終了”を告知する際にはMVとして発表したように、本来かしこまってしまってもおかしくない決意の動画をまたも笑いとエンターテイメントに変えることに成功した水溜りボンド。その翌日である今回のラジオ放送では、トミーの頭につむじがないことも判明し、「つむじが5個ある」ことをアピールポイントにしてきたカンタの上をいく目立ち方をするトミーに大笑い。そして、二人の変わらない仲の良さに安心するリスナーとファン一同だった。