『M-1グランプリ』準決勝進出コンビ決定 通過、敗退……芸人たちがYouTubeで見せたそれぞれのドラマ

 若手漫才師日本一を決める「M-1グランプリ2020」の準決勝進出者が、11月18日に発表された。

 準々決勝を勝ち抜いたのは、キュウ、ダイタク、カベポスター、オズワルド、ロングコートダディ、コウテイ、ニッポンの社長、ニューヨーク、タイムキーパー、ゆにばーす、おいでやすこが、滝音、マヂカルラブリー、学天即、からし蓮根、ランジャタイ、東京ホテイソン、アキナ、インディアンス、祇園、錦鯉、ウエストランド、見取り図、金属バット、ぺこぱ、以上25組。順当に勝ち進んだコンビもいれば、まさかの敗退を喫したコンビもおり、既に多くのドラマが生れている。

 お笑い芸人が相次いでYouTubeに参入している昨今。同プラットフォームをファンとの重要なコミュニケーションツールの一つと捉え、リアルタイムに近い温度感で様々な重要事項の「ご報告」をするコンビも多い。そのため、「M-1」にまつわる悲喜こもごもが、各人のYouTubeチャンネルで視聴できたりする。

 「M-1」決勝進出の喜びをいち早くファンの元へ届けたのは、前回大会のファイナリストにして最終決戦進出コンビのぺこぱだ。「ぺこぱチャンネル」の特徴は、カット編集、BGM、テロップ一切なしのホームムービー風動画が毎日投稿されるところ。無加工のほとんど撮ってだしのようなスタイルゆえ、時事性の高い動画も多く、「m-1準々決勝の結果をMが報告!」と題した動画も、準決勝進出者が発表されたその日のうちに公開された。

 マネージャーから準決勝通過を伝えられると、松陰寺太勇はキャラを忘れて「よし!」と思わずガッツポーズ。一方のシュウペイが「まぁ、通過点なのでまた頑張ります」とクールに決めると、松陰寺は「かっこつけんなよ、お前。そういうのは俺が言いたいんだよ」と、ネタで披露する“全肯定ツッコミ”ではなく、普通にツッコんでいた。

 ウエストランドは、ラジオ風2人しゃべりの公式チャンネル「ウエストランドのぶちラジ!」で2年ぶりの準決勝進出を報告。井口浩之は「2年前より地に足がついてる」と自信を覗かせ、「ここからですから。次でブチかまさないとどうしようもないと思いますから」と気を引き締めた。

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