iPhone 13は画面が大幅進化する? サプライヤーが準備着々

 Appleが2021年にローンチすることが予想されるiPhone 13(仮称)は、画面の動きが滑らかになり、バッテリー効率も向上する見通しが高まった。

ディスプレイにLTPO方式TFTを採用

 LG Displayは、Apple専用のOLEDパネル工場ラインの生産を拡大すると『TheElec』が報じた(参考:http://www.thelec.net/news/articleView.html?idxno=1838)。

 LG Displayは韓国の坡州にある工場ラインで増産する予定だという。LG Displayは、来年までに月産25,000枚の基板をラインに追加可能なLTPO(低温多結晶酸化物)方式のTFT(薄膜トランジスタ)の装備を導入することを計画している。月産5,000枚の基板を製造できるLPTO設備がすでに設置されているが、2021年5月までに月産10,000枚分が、その後さらに月産10,000枚分が追加される。長期的には、さらに月産15,000枚分も追加されることが見込まれている。

 Appleは2021年のiPhone 13にLTPO方式TFTを採用することを計画していると言われている。LTPO(Low Temperature Polycrystalline Oxide)は「低温多結晶酸化物」の意で、ディスプレイ上の個々のピクセルのオン・オフを切り替え、15%~20%の省電力が可能だ。これによりProMotionやディスプレイを常時オンにするといった新機能へ道を開くことが期待される。これまではLTPS(低温多結晶シリコン)のTFT液晶を使用していた。

 Appleは、来年に向けて計画しているiPhoneの4モデルのうち2つにLTPOテクノロジーを使用する予定だという。Samsung DisplayもAppleにOLEDパネルを供給しているが、韓国の牙山にあるライン(月間生産能力105,000枚)の一部をiPhoneへの供給用に当てるという。