新型MacBook Pro、MacBook Air、Mac miniで盛り上がる市場　高性能かつ手頃な価格で売れ行き好調か

文＝堀口佐知

2020.11.13 07:00

　新Mac miniも見た目にはほとんど変化がなく、おなじみの縦横19.7cmのデザインだ。しかし8コアCPUによって処理能力は最大3倍、グラフィックスでは最大6倍高速になるという。さらに前モデルと比較して、最大60パーセント消費電力を抑えることができるのだとか。

　接続ポートには、高速のUSB 4（Thunderbolt）ポートが2つ、USB-Aポートが2つ、HDMI2.0とギガビットEthernetに、ヘッドフォンジャックも備えられている。

　そしてMac miniでは初となるWi-Fi 6にも対応している。Wi-Fi 5と比較すると、およそ4倍～10倍も処理するスピードが速くなると言われている。

　コンパクトかつ高性能でありながら、価格も699ドル（72,800円）〜と、前モデルよりも100ドル値下げされた形だ。ディスプレイやキーボードなど、デスクトップ周辺機器を既に備えている場合には非常に魅力的な選択肢となるだろう。

　各種「M1」チップ搭載モデルは11月17日発売予定だ。AppleはIntel製チップから「M1」へと置き換えていくのに2年ほど要すると見ている。念願の自社製チップをMacに搭載させたAppleに、市場からは熱視線が集まっている。

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター（自称）。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

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