新型Macは「Apple Silicon M1チップ」で劇的な性能向上 海外の反応は?
iPhoneに続きMacでも心臓部を自社開発
「Apple Silicon M1チップ」を搭載した「MacBook Air」がデビューと『Apple Insider』には見出しが踊っている(参考:https://appleinsider.com/articles/20/11/10/apple-debuts-macbook-air-with-apple-silicon-m1-chip)。
イベント中にもM1チップが、いかに優れているかが、しきりに強調されていた。M1は最大3.5倍高速なCPU、最大6倍高速なGPU、最大15倍高速な機械学習機能で、これまでよりも最大2倍長いバッテリー持続時間を実現するという。M1は、過去1年間に販売されたWindowsノートパソコンの98パーセントが搭載しているチップよりも高速だという。
AppleがiPhone 12シリーズに搭載した「Apple A14 Bionic」はモバイル業界最高水準の性能が証明されており、iPhoneの価格競争力を高める原動力にもなっている。
パソコン市場は、Windowsが圧倒的なOSシェアを誇っており、Macは高級デバイスや特殊な用途向けという位置づけだ。iPhone同様に、Macでも自社開発のチップを搭載することでAppleは、今後どんどん存在感が増していく可能性があるだろう。
■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。