歴代スーパー戦隊を探すスマホゲームが、“ウォーリーを探せ”くらい難しかった
「あのヒーローみたいになりたい」
子どもの頃、誰もが一度は夢見たことではないだろうか。そんな憧れのヒーローたちがスマホゲームになっている。あの頃を思い出し、歴代のヒーローたちに出会いにいこう。
45周年を迎えた“スーパー戦隊”シリーズ
東映が放映を1975年に始めてから、今年で45周年を迎えた“スーパー戦隊”シリーズ(https://www.super-sentai.net/sentai/)。スーパー戦隊は、これまでに39シリーズをテレビで放映している。
初作品の『秘密戦隊ゴレンジャー』は、世界征服を企む黒十字軍を相手にゴレンジャーが闘う、という内容。最高視聴率22%と、圧倒的な人気を誇っていた。当時から「5人そろって、ゴレンジャー!」の名台詞は使われていたそう。
2020年現在の最新作『魔進戦隊キラメイジャー』は、宝石と乗り物をモチーフにした作品だ。シリーズ初の試みとしてTV放送の前に、劇場版『魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO』が公開される。
以下に、歴代ヒーローシリーズを一覧にまとめてみた。
青春をともにした、懐かしいタイトルもあるのではないだろうか。
スマホゲーム『スーパー戦隊大集結!』がおもしろい
東映は、歴代39戦隊のヒーローたちが集結させたスマホゲーム『スーパー戦隊大集結!君のヒーローをみつけよう!』を提供している。
ルールはシンプルだ。プレイ画面に登場する歴代のヒーローたちの中から、指定されたヒーローを見つけてタップするだけ。指定されるヒーローの数は、1〜5名。全員を見つければクリア。違うヒーローを5回選ぶと、失敗となる。
「簡単なのでは?」と思うかもしれないが、早速プレイ画面を見てもらいたい。
思わず手が止まる。歴代のヒーローたちをすべて把握しているならまだしも、数作品しか見ていなかった筆者には、ほとんど違いがわからなかった。勉強不足を痛感する。場合によっては、名作「ウォーリーを探せ」より難易度が高いかもしれない。
数度の失敗を経て、目当てのヒーローを見つける。判断材料となったのは、お面のフォルムや上半身のユニフォームだった。
ヒーローをタップすると名前が表示されるので、知らないヒーローと出会えるのも醍醐味だ。ステージは、世代や作品ごとに用意されている。自分の幼少期にあわせてステージを選ぶと、懐かしのヒーローに多く出会えるだろう。
ゲームの『タイムアタック』モードでは、いかに短時間でステージをクリアするかを競う。ヒーローたちを覚え、反射的に見つけられるまで熟練度を極めてみてはいかがだろうか。
“#動物戦士” “#敵戦闘員” ジャンル別のステージも
数あるステージの中には、思わぬ#(ハッシュタグ)で集結したヒーローたちがいる。たとえば、ステージ「集結!動物の戦士たち」では動物戦士たちが、ステージ「迫りくる一兵卒」では、敵戦闘員たちがまとまって登場した。
その他にも、“#忍者・侍戦士”、 “#古代戦士”など、さまざまなヒーローが集まっている。