iPhone 12シリーズは“マグネットリング”搭載? ワイヤレス充電用の可能性
iPhone 12シリーズには、以前のモデルには無かったリング状のマグネットが内蔵されている可能性があることが分かった。
リーク画像は「シャーシか公式ケース」
『9to5Mac』が伝えたところによると、YouTubeチャンネル『EverythingApplePro』が、「iPhone 12のシャーシ、もしくはそのオフィシャルケースにマグネットが内蔵されている可能性があります。ワイヤレスチャージャーで、ずれないようにするためのものでしょう。テストをしたが、マグネットは薄く、ハンドルをiPhoneにマウンティングするほど強力だとは思えない」といった内容の動画を公開したことで、この情報は一気に拡散された(参考:https://9to5mac.com/2020/08/05/iphone-12-chassis-rumored-to-feature-a-ring-of-magnets-perhaps-for-mounting-to-a-new-charging-accessory/)。
なお、『EverythingApplePro』は、Twitterアカウントで画像をツイートしている。
ワイヤレス充電の課題を課題を解決
iPad Proには、Magic Keyboardを取り付けるためのマグネットがついている。iPhone 12での使い道はまだ明らかになっていないが、新しいマグネットリングは、シャーシがワイヤレス充電コイルと重なる位置にある。
そのため、AppleがiPhone 12を自動的に合わせることが出来る新しいワイヤレス充電マットの開発に取り組んでいるのではないか、と推測されているようだ。
Appleは、小型のワイヤレス充電パッドを開発し、2020年にも発売するのではないかと噂されている。事実であれば、このマグネットの機能にも納得がいく。
マグネットがあれば、iPhoneを充電パッドに合わせ、外れるのを防ぐのに役立つ。これは、Apple Watchのマグネット充電エクスペリエンスに似ているという。
Appleは、ワイヤレス充電パッドの問題を解決することを目的として、表面全体にコイルを備えたマルチデバイス充電パッドを開発する「AirPowerプロジェクト」を、2019年に中止したばかり。そのアイデアは素晴らしかったが、Appleの厳密な仕様を満たすことが出来なかったためだ。