いよいよ終盤戦突入! 韓国人気No.1恋リア『HEART SIGNAL 3』、今からでも間に合う見どころ解説

 「ABEMA」で配信中の韓国人気No.1恋愛リアリティーショー『HEART SIGNAL(ハートシグナル)3』が、現在14話まで配信されており、いよいよ終盤戦を迎えている。

 シェアハウスで男女8名が1ヶ月間限定で共同生活を営み、そこでの恋模様を追う同番組。7月22日配信の15話がもう「最後の晩餐」となるようだ。

 同じシェアハウスを題材とした『テラスハウス』(フジテレビ系)とは異なり、「期間限定」、かつ「1週間に1人の異性としか公式デートができない」などの制限があることで、入居者たちはより真剣にシェアハウス内での恋愛に向き合うことになる。

 かつ、さすがはエンタメ大国・韓国。番組側からの指示カードも発令され、時に頭脳戦・心理戦を駆使した“運命”を決める選択が迫られ、またそこで矢印がかき乱されるのだ。

見どころ1. 相手の本質・理解度が試されるゲームの数々、そして導かれる運命

 「何かしらの選択権をかけてのゲーム」は恋愛番組のお決まりだ。男性同士で競い合い、勝者1人が気になっている女性をデートに誘える権利を得る、などのルールは巷に溢れている。ただ、本番組ではそういった類のゲームは一切なく、もっと「相手への理解度」を試すような内容に仕上げられている。

 例えば、直近の済州島での1泊2日での「最後の公式デート」。デート相手の選び方がまた面白い。女性4名は名前を伏せた上で、カードに自身が毎日つけている日記のフレーズを書き込む。それぞれのカードには女性たちが企画した済州島デートでの待ち合わせ場所の写真も添えられる。その中から男性陣はデートしたい相手のカードを選ぶのだ。

 女性陣としても、気になる相手に自分だと気づいてもらえるようなフレーズを書き込み、男性側もこれまでの彼女との会話を必死に思い返し、どのカードがお目当ての相手のものかを吟味する。

 この逆パターンの公式デートもあり、男性陣が匿名でデートプランを書いたカードの中から女性が選択することもあった。

 ここで見事に気になる相手とのデートに漕ぎ着ける者とそうでない者に分かれる。それぞれのカードに込められたメッセージをきちんとキャッチできるかどうか、日頃から相手のことをどれだけ見ているか。また、そもそも感性や琴線が合うかどうかがジャッジされる。

 イヌはジヒョンとの公式デートを強く望みながらも、また序盤にカードを選んだにもかかわらず、全く見当違いなカードを引く。こういうことが続くと、「好意はあってもタイミングも状況も合わないすれ違い」が生じ、2人の関係性にも一気に影を落とす。反対に、尽くすジヒョンの公式デート相手の座を射止めているガンヨルは、最終的には選択時に「運命に任せる」。そして選んだ先に、毎回ジヒョンが待っているのだ。これには「運命も自分たちの未来を味方してくれている」と自信もつくだろうし、ドラマチックな展開にますます互いの恋心も盛り上がるだろう。

 ここで「持っている男」と「持っていない男」の差が悲しいくらいに歴然と出てしまう。これぞ正に「ご縁」というやつなのだろう。

見どころ2. ゲームでの選択によって引き起こされる運命のイタズラ

 気になる相手とのデートに漕ぎ着けなかった場合でも、そこで新たな恋心が芽生えるケースも多々あった。例えば、「デートキラー」ガフンの本領が発揮されるデートはいくつも存在する。ジヒョンのことしか見えていなかったイヌの心を一気に奪ったり、ミンジェと相思相愛だったハンギョルも、公式デートをしたことで「ガフンの魅力に気付いた」と少しの間心が揺れていた。全く検討の土俵にいなかった存在から、1対1のデートでここまで自身が相手に与える印象をガラリと変えられる、ガフンの力量もなかなかのものだ。ラストスパート、ガフンは気になるお相手・イヌを振り向かせられるのか。

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