元乃木坂46・井上小百合、YouTubeチャンネル開設でメンバーへの愛を語る 「乃木坂に入ってよかった」
有名タレントのYouTuberデビューが相次いでいる2020年、新たなチャンネルをピックアップするとともに、その方向性や内容を検証する本企画。この1週間前後でも、元アイドルや落語家/お笑い芸人に人気モデル、プロボクサーなど、各業界からの注目のデビューが相次いだ。
井上小百合「井上小百合 / Sayuri Inoue」7月6日デビュー
アイドルグループ・乃木坂46の元メンバー、井上小百合がYouTubeデビュー。初動画は「アイドル卒業後の女優業に密着」と題し、密着ドキュメンタリー風にグループ卒業後の活動の様子を公開した。
動画では、下北沢の本多劇場で行なわれた、初挑戦となるひとり舞台「DISTANCE」の『齷齪(あくせく)とaccept』の裏側に密着。もともと役者を強く志望していたため、アイドルの活動にジレンマを抱える時期もあったが、そのうちにメンバーや周りの支えてくれる人に感謝するようになれたと言い、「こんな関係性の人たちってもう今後二度と出会えないかもしれない」「乃木坂に入ってよかった」と、グループや元メンバーへの愛を語った。
グループ卒業後は、堤真一など実力派俳優らが所属するシス・カンパニーに移籍した井上。現在の心境については、「いろんなことに感謝してがんばっていきたい」「いま在籍しているメンバーのためにも次のステップにちゃんと自分は進んで行かなきゃ」と語る。初ひとり舞台の後には、「楽しかった」とすっきりした笑顔を見せた。
さらに動画では、シス・カンパニー代表の北村明子、演出家・脚本家の川尻恵太もコメントしており、かなり見ごたえのある内容となっている。動画を見た視聴者からは、井上をはじめ、乃木坂の卒業メンバーを称賛するコメントが多数寄せられた。
今後はファンクラブを開設し、YouTubeでも投稿を続ける彼女。どんな活動をしていくのか楽しみに見ていよう。
ダイノジ「ダイノジ中学校【ダイノジ公式Channel】」7月7日デビュー
お笑いコンビ・ダイノジ(大地洋輔・大谷ノブ彦)が中学生となって、様々な企画にチャレンジする「ダイノジ中学校」が7月7日にスタート。1本目・2本目の動画では有名人になりきってジェスチャーする「なりきりスタージェスチャー大会」を開催。大地が、お題の答えに関するジェスチャーをフレディー・マーキュリーになりきって、そしてなぜか途中で吉川晃司を挟みながら必死に伝える。しかし、大谷は“なりきり”のリクエストはするものの、なかなか正解できないため選手交代。今度は大谷がジェスチャーをするが、同じく大地のリクエストに応える形となってしまい、ただただ二人が楽しんでいるクイズ企画となった。
3本目の動画は、二人が一緒に通っているジム(一緒に通っているのも驚きだが)でおこなっている「タバタ式トレーニング」の「バーピージャンプ」をする企画だ。数分間の休憩中にお題を引いてものまねを披露するが、「ものまねがいらない……」とヘトヘトになって終了。終始、二人の仲の良さが伺える。笑顔になりたいときに見たいチャンネルだ。
NANAMI「NANAMI」7月12日デビュー
2017年に芸能界を引退した、元女優の堀北真希の妹で、近年注目を浴びているモデルのNANAMIが自身のYouTubeチャンネルを開設した。1本目の挨拶動画では、「自分の素に近い部分を知ってもらいたい」と開設の理由を伝え、「まだチャンネル名も決まっていない」と、視聴者に募集をかけた。
また、自己紹介ではモデル・タレント活動のほかにアイデザイナーとして5年勤めていると話した。将来のために“資格のある仕事”として始めたが、「お客さんと関わるのが楽しい」と、楽しく働いている様子を語った。プライベートは、ベランダで夕方くらいにお酒を飲むのがマイブームだそう。
最近YouTubeを見始めたという彼女は、大食いYouTuberの「谷やん」や「プリッとChannel」などを視聴しているとし、「色々な企画をして(視聴者と)近い存在になりたい」と目標を語った。今後は、メイク動画など美容系の企画や、過酷な企画にもそのうち挑戦したいと話した。企画のリクエストも募集しているそうなので、彼女と一緒にチャンネルを作っていこう。