iPhone SE Plusの発売は2021年前半か、後半にずれ込む可能性も?

 iPhone SEが発売されたばかりだが、オペレーティングシステムiOS 14のコードは、iPhone SEが2つあることを示唆していた。では、そのiPhone SE Plusは、どんな機種で、いつリリースされるのだろうか。

ファン待望! 大型の廉価モデル

 『MacRumors』は「iPhone SE Plusは2021年後半まで延期」と報じている(参考:https://www.macrumors.com/2020/04/21/iphone-se-plus-postponed-2h21/)。

 TF International Securitiesのアナリストであるミンチー・クオ氏によると、Appleは新しい廉価モデルiPhone SEの大型バージョンを2021年の後半まで延期する可能性がある。

 クオ氏の以前の報告では、Appleは2021年前半に新しい‌iPhone‌モデルを発売すると予測していた。しかし、2021年の後半まで延期する可能性が高くなったと考えているという。

 例年通りであれば、秋頃には主要モデルもリリースされるだろうが、次期が重なってしまわないだろうか。

 ‌iPhone‌ SE Plusは、iPhone 11や11 Proと同様に、フルスクリーンデザインの5.5インチまたは6.1インチのディスプレイを搭載する予定だ。Face IDは使用せず、代わりにデバイスの右側にある電源ボタンに統合されたTouch IDが備わっている。

 Face IDがない分、iPhone SE Plusは、デバイス前面に前面カメラ、マイク、スピーカーを収容するだけでよいので、ノッチは小さくなると思われる。

 Appleは4月15日にiPhone SEを発表した。これは399ドルと低価格で、デザインは‌iPhone‌ 8に似ているが、現行プロセッサーA13 Bionic搭載されている。

 クオ氏は、iPhone SE Plusの価格については言及していないが、フルスクリーンの設計ながらフラッグシップのiPhoneと比較して、低価格になると思われる。

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