『水溜りボンドANN0』第4回おさらい ラジオで“絵”をテーマにする尖り方と、輝き出したフリートーク

 今月よりニッポン放送でスタートした、人気YouTuberコンビ・水溜りボンド(カンタ、トミー)がつとめる『水溜りボンドのオールナイトニッポン0』第4回目が4月23日放送された。ANN史上初のYouTuberレギュラーパーソナリティーとして注目を集め、毎週Twitterの国内トレンド1位を記録している。今晩の放送を前に第4回放送を振り返り、特に“絵”というラジオでは伝わりづらかった話題を補足しつつ、今後に向けたポイントをお伝えしたい。

デッサンを知らないトミーと、画力が本当はヤバいカンタ

 ANN第一部を長年つとめるナインティナイン・岡村隆史の誤解の一言から付いてしまった、YouTuber=“チェーンソーを振り回す集団”という暗黒のイメージを払拭するため、ラジオでは毎週リスナーからの課題を真摯にこなしている水溜りボンド。

 前回は週刊少年ジャンプで連載中の漫画『チェンソーマン』の全巻読破だったが(トミーが大ハマりした前回の様子はこちら)、今回はついに「チェーンソーを理解するため、1人につき1日1枚チェーンソーの模写をして来い!」との課題が。どうなることかと思ったが、そこは真面目な水溜りボンド。ズルをすることなく、きちんと毎日こなし、1人7枚・計14枚のデッサンをスタジオに持ってきた(もちろんラジオ上では一切絵は見えていないが、それでもこなす水溜りボンド)。

 現在、トミーの家のコタツには、レンタル料1日1万円するという“バカデカチェーンソー”が置かれており、30分から1時間かけて、あらゆる角度からの模写を仕上げてきた。ただ、ここで重大な問題が発覚! トミーが描いてきたデッサンには色がベタ塗りで塗られており、使用文具はiPad、というかデフォルメがされていた。つまり、デッサンではなくイラストを仕上げてきたというわけだ。

 音楽を世の中で2曲しか知らなかったり、機械音痴で先週はついにオンエア中にマイクOFFの状態でいるなど、普段ツッコミ役としてしっかりしているはずなのに、人生の成長過程で抜け落ちてきた部分を時折、私たちに見せつけるトミーは、デッサンという概念を知らなかった(デッサンというのは、物の形をしっかり捉えて、線で明暗や陰影を表すやつなのよ! by元美大生の筆者)。

 と、めちゃくちゃカンタにもイジられたわけだが、実は今回表立っていないだけで、カンタの画力も悪魔的な破壊力を持っていることをラジオリスナーには紹介しておきたい。

カンタが描いた世界一怖い絵が本当に怖すぎて引いた

 度々、Twitterで謎の絵を上げたり、「人間って絵で描きづらいな!!!!丸とかだったらいいのに!!」というチョイ怖発言も残している。

 2017年には趣味で作ったという、カンタのイラストがガチャ形式で出てくる“呪いガチャ”というアプリもリリースしており、文字通り、なんかの呪いか?と尋ねたくなるようなイラストなのである。

カンタが無限に引ける無限連ガチャ作った!

 なので、今回はトミーにスポットが当たったが、誤解を解こうとひとつひとつ丁寧にリスナーに応えていったら、本当にチェーンソーを所持することになってしまった2人の運命はいかに。

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