Nintendo Switchが品薄で3DSの価格も高騰 緊急事態宣言の全国拡大で加速か

 Nintendo Switchが深刻な在庫不足に陥っている影響で、Nintendo 3DSの価格も上昇している。

 日本政府は4月16日、世界的大流行になっている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する緊急事態宣言を日本全国に拡大した。当初は7都府県が対象だったが、感染が全国に広がりつつあり、間近に迫っているゴールデンウィークで、人々が大移動することを警戒しての措置だ。

 今回の大型連休は、多くの人々が規制や旅行を控えるだろう。その鬱憤の受け皿になりうるのがゲームだ。

New Nintendo 2DS LLは4割増し、リングフィット アドベンチャーは3倍

 世界保健機構(WHO)によりパンデミックと宣言されて以降、多くの混乱が生じており、ゲームに関してはNintendo Switchを購入することが、ほぼ不可能になっている。

 需要とサプライチェーンの問題が完全には解決していないため、現在いたるところでNintendo Switchが売り切れ状態になっている。そのため、2011年にリリースされた3DSの売り上げが回復を見せており、価格はかなりの高値をつけている。

 『Nintendo Life』は「Nintendo Switch不足で、日本で3DSの価格が上昇している。New Nintendo 2DS LLも小売店で2020年1月に10,000円だったのが、4月には13,775円まで値上がりした」と伝えている(参考:http://www.nintendolife.com/news/2020/04/nintendo_switch_shortages_are_driving_up_the_price_of_3ds_in_japan)。

 Nintendo Switchリングフィット アドベンチャーも、世界的に供給が追いついておらず、入手が困難になっている。 オークションサイトeBayでは、希望小売価格7,980円のおよそ3倍で取引されているという。

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