『テラスハウス』東京編・第38話ーー快の厄日がもたらした、テラハ史上類を見ない“修羅場”

 女子部屋は、京都旅行中の快の話題で盛り上がっていた。徹底してお金を出さないばかりか周りへの配慮にも欠ける快の言動を、かなりの勢いで批判する花と夢。それを聞いたビビは、快が心に余裕がないのは経済的に余裕がないからだと推測し、花に彼のそんな部分を受け入れられるかと尋ねる。だが、花は「無理、無理、無理、無理……」と首を横に振った。

 翌日、ビビが突然、快に話をしたいと切り出す。「京都に行って、みんなからどう思われたかわかるでしょ?」と問うと、快がお金を払わないどころか財布すら出さなかったこと、プリクラ代を請求されても200円しか渡さなかったことなどを矢継ぎ早に訴える。だが、快は金銭的な面では、きちんとお礼を伝えていると反論。そもそも俊幸は快の立場を理解した上で、お金を払ってくれていると言い切った。快は貧乏でお金こそは出せないが、率先してテラスハウスの家事を担っていると主張。だが、ビビはそれを否定する。ビビの目には、快が一番家事をやっていないと映っているようで、両者の認識の違いが露わになった。

 続けてビビは、花の快への愛が冷めてしまったのは、快の中に問題があると口にする。それは、快自身が最低限の生活ができていないからだと指摘。だが快は、朝起きてからゆっくりストレッチをして走ったり、絵を描いたり、スタンダップコメディのネタを考えたりと経済的なことよりも大切したいことがあると主張した。ある意味ではビビのお節介によって、陰で女子に散々な言われようだということが、本人の耳に届いてしまった今。トラウマの場所でのステージを控えている快は、メンタル的に大丈夫なのだろうか。

 その晩、東京・阿佐ヶ谷のライブバー『Gamuso Asagaya』では、快のスタンダップコメディの舞台があった。ステージに立った快は、ネタを忘れ、言葉に詰まり、見るに堪えない姿を晒してしまう。応援に駆け付けた俊幸と志遠もこれには言葉を失い、困惑した表情を浮かべていた。

 その頃、女子部屋では、目を腫らして大泣きしている花を、深刻そうな表情で慰めている夢の姿が。花の大切な試合用コスチュームに、何かが起きてしまったようだ。「このコスチュームをさ、洗濯機に入れたまんまさ、出かけちゃった花も悪いよ。でも……バタバタしててさ、干す時間なくて」。花の大切なコスチュームが入ったままの洗濯機に、何者かが自分の服を入れて、回してしまったらしい。そのまま乾燥もかけてしまったため、大切なコスチュームが縮んで変色していた。そして、それを発見したのが夢だった。

 夢は洗濯機に入りっぱなしの衣類を取り出したときに、快の服と一緒に花の下着などが出てきたことから、テラスハウスのグループLINEを使い、皆に報告。花は「(乾燥機にかけられたのが)セーターだったらよかったよ、セーターだったら……」と“if”の話をしながら、さらに大粒の涙を流す。デザイナーと何時間もかけてデザインを決め、採寸もして作った1点もののコスチュームは、10万円以上するもので、なにより花にとっては思い出が詰まった命と同じくらい大事なものだった。

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