Appleの新型iPad ProはどこまでノートPCに近づいた?
Appleは3月18日、新型のiPad Proを発表した。2018年に発売されたiPad Pro 11とiPad Pro 12.9をベースにアップグレードさせて、パワフルで機能的なキーボードを追加した2つのモデルだ。
11インチのiPad Proは、128 GBストレージのWi-Fiモデルで799米ドル、Cellularモデルなら949米ドルだ。12.9インチのiPad Proは、それぞれ999米ドル、1,149米ドルだ。先行予約が3月18日に始まり、3月24日に配送が開始される。
今回、一部ではiPhone 9(iPhone SE2)も同時に発表される可能性も噂されていたが、お披露目はなく、その代わり新型MacBook Airが発表された。
2つのサイズは同じでアップグレード、キーボードは高額?
『Mashable』は「iPad Proの画面サイズは11インチと12.9インチで同じままだが、デバイスはほぼ全てにおいて改善されている」と報じている(参考:https://mashable.com/article/ipad-pro-2020/)。
A12Z Bionicチップを搭載し、バッテリー寿命は最大10時間。ストレージオプションは、両モデル共に、128GB、256GB、512GB、1TBとなっている。
iPadOSにトラックパッド対応が加わり、iPadを従来よりも更にノートPCの領域に押し上げている。Magic Keyboardは、11インチ用が299米ドル、12.9インチ用が349米ドルと高額ではあるが、5月に発売されるという。
マウスのカーソルは矢印ではなく円で表示され、ジェスチャーはアプリ間の切り替えなどの特定のタスクを容易にし、ノートPCとはやや異なる特徴がある。