ヒメヒナが発揮した“多面的な魅力” ワンマンライブ『歌學革命宴』レポート

 そしてアンコールでは、会場一体となってアカペラで「うたかたよいかないで」を歌った後、ステージに2人が登場。「ここからはロックな感じでお届けしようと思いまーす!」「大人はもうやめだー! ジョジタイムの幕開けだぜ!!」と告げて、普段の衣装に戻ったヒメヒナと、カジュアルなTシャツ姿になったバンドメンバーで「ヒトガタROCK」を披露。最後はオリジナル版は初披露となる「ライライラビットテイル」と、1stアルバムのタイトル曲「藍の華」を披露して、エネルギー全開のパフォーマンスでライブを終えた。


 普段とは一味違った大人なヒメヒナと、いつも通りの元気なヒメヒナの両方を見せることで、アーティストとしてのレンジの広さや、一貫して「心」をテーマにしたヒメヒナの音楽の魅力を多角的に伝えたこの日のライブは、制作に1年9ヵ月をかけた1stアルバム『藍の華』のリリースを前に、彼女たちのボーカリストとしての豊かな表現力を伝えるようだった。

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