今秋、iPhone 12がバカ売れする? アナリストが“スーパーサイクル”を予想

アップグレード需要の嵐

 他方で、Wedbush Securitiesのアナリストであるダン・アイヴス氏は、2020年秋、iPhone 12リリースに伴い、絶え間ない嵐のような需要で、iPhoneアップグレードの“スーパーサイクル”が起こるという観測を示している。

 アイヴス氏は、9億人を超えるiPhoneユーザーのうち、約3億5000万人が買い替えの時期にさしかかると考えている。そしてAppleは、2021年9月の会計年度中に2億~2億1500万台を販売すると予測している。新型コロナウイルスの大流行により、短期的に業績は減速するが、その後にアップグレードの需要がくるというのだ(参考:https://9to5mac.com/2020/03/03/iphone-12-upgrade-supercycle/)。

 不確定要素が多いが、専門家はiPhone 12が大ヒットすると見ているようだ。まずはAppleの正式発表がいつになるか、注目されるところだ。

(画像=『EverythingApplePro』より)

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

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