『いきなりマリッジ3』第5話ーー出会って10日目の新婚生活、新婦が涙の訴え&新郎は困惑

「私の話を最後まで聞いて欲しい」

 “新婚”生活10日目。新郎ジュンペイ(39歳)の前で涙を見せた新婦ヒナ(24歳)は、その理由を打ち明ける。

 台風19号が過ぎ去った翌日、友人宅から帰って来られなかったヒナが帰宅。しかし、戻ってきたヒナは不機嫌で、ジュンペイに素っ気ない態度をとる。「あれが素なのかな?」と困惑し、声をかけるのもためらってしまうジュンペイ。だが、彼は「実家に帰りたい」意思を早く伝えたいという思いから、なんとかコミュニケーションをとろうと奮起する。

 ジュンペイは、ヒナに『いきなりマリッジ』に応募した理由を聞いた。しかし、ヒナは理由を話していくうちに「(自分に)いいところがない」など、ネガティブなコメントを積み重ねて行くようになる。そして突然、ジュンペイの前で涙を見せた。

 「なんで泣いてるの?」と尋ねても、何も答えないヒナ。戸惑うジュンペイだったが、「じゃあ、話変えるね」「俺に直してほしいとこ、ある?」と冷静に対応する。そして、「ヒナの話を最後まで聞いて欲しい」という訴えを聞いたジュンペイは「直すようにするね」「教えてくれてありがとう」と優しく返した。ヒナもまた、そんなジュンペイの言葉に小さくうなづいた。

 インタビューでジュンペイは、「ヒナは(ただ)聞いてほしいだけだった」と、これまでの自分の言動を振り返る。10日間過ごしてきた中で、感じてきた壁の原因は、自分だったのかもしれないと反省した。

 一方、ヒナは「(新婚生活の日数が経つにつれて)考え過ぎちゃうから、余計気持ちがわかんなくなる」「そんなんで一緒にいるのも相手に申し訳ない」といまの素直な思いを吐露。ヒナは自分のことを考えてくれるジュンペイを思いやりつつも、その複雑な心境から涙を流したようだ。

 その夜、鍋を囲んだ二人。ジュンペイの『いきなりマリッジ』に応募した理由をきっかけに、恋愛観や結婚観、自分たちの過去について語り合う二人は、穏やかな様子だった。ジュンペイがヒナの涙の理由について尋ねると、ヒナは申し訳なさを感じていたことを伝える。「言いたいことが言えない自分に腹が立ってた」と続けた。ジュンペイは「心配は迷惑じゃないからね」と優しく声をかける。ヒナの顔には、笑顔が戻っていた。

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