『テラスハウス』東京編・第24話ーー花と愛華のバトルは“匂わせ発言”でさらに激化!

 前回のラストでは、花がテラスハウスメンバーの誰かに電話をかけていたが、その相手の正体は春花であった。花は春花に、直前まで愛華と話していた口論の内容を話しつつ、「やっぱり最初に愛華ちゃんに対して感じたことがあって……それって私の勘違いなのかなって思ってたけど、やっぱり最初のイメージと近い人間かなって感じ」と、始めから愛華とはウマが合わないと感じていたことを告白。「人のことあんまり考えられないのかな」と愛華の欠点をズバッと指摘した。二人のバトルの炎は、静かに燃え続ける。

 そしてペッペは、卒業を控えた春花を特別なデートに誘う。品川プリンスホテルで待ち合わせをする二人。髪型をきっちりセットし、スーツで決めたペッペの手にはピンクのバラの花束が。そこに春花がやってくるやいなや、ペッペはすぐに春花を「超かわいい!」と褒め、最上級のおもてなしデートがスタート。二人は39階のDINIG&BAR TABLE 9 TOKYOの個室で、夜景を見ながらお酒を楽しんだ。

 ペッペは、今回選んだピンクのバラに「始まったばかりの恋」という意味があることを春花に説明し、その流れでさらりと「まあ、僕、春花のことが好き。だから、ピンクのバラを上げようと思って。付き合ってくれるかどうかわからないから、ピンクのバラ」と春花に告白した。突然の告白に答えが出せない春花は、「私もペッペのこと好きだよ」と言いつつ「でもまだペッペのこと全然知らないから……すごい居心地いいし、もうちょっと時間がないとわかんなかった」と、正直に自分の気持ちを伝える。


 その日の夜、テラスハウスに帰ってきてからもペッペは春花にプレゼントを用意していた。春花がリビングに行くと、水色のストライプ柄のパジャマを着たペッペが、綺麗に包装されたパジャマを春花にプレゼント。ネイビーのシックなパジャマに、春花はとても喜んでいた。すると不意に二人の間には沈黙が流れ、見つめ合う……。キスをするかと思いきや二人は同時に「えっ?」と驚いた顔を見せ、この日はキスをせずに終わってしまった。

 一方で愛華は、花が仕事で台湾に出かけている間に、「ザギンでシースー」となぜか独特の業界用語で凌をごはんに誘う。後日、実際に銀座の鮨 やまけんで食事をすることになった二人だが、凌は、花と愛華が口論になってしまったことを心配し、優しく仲直りを促す。しかし、愛華は「仲直りとかの話じゃないの。モヤモヤはないかな、私は。もう、そこは『考え方違うな』で終わり」とあっさりした回答。ちゃんと謝るつもりはないようにとれる愛華の発言に、凌も複雑な表情を見せた。

 愛華と凌がデートをした日の夜、花が台湾から帰ってくる。みんなと近況を話し合う中、「あれ、愛華ちゃんは? あれ、今日凌さんたち?」と二人が一緒に出かけているかもしれないことに気付いた様子。そして春花に「あれから愛華ちゃんどう? あんまり喋ってないからさ」と愛華について探りを入れる。「私も極端だったかなって思った。冷静になって見て。結構感情がバーン!ってなるタイプだから」と自身がカッとなりやすいことを反省していた。

 そこに愛華と凌が帰宅。愛華は見るからに上機嫌で、帰ってくるなり「幸せなんです。幸せです」と連呼する。花が「お寿司食べれて?」と聞くと「違う……あっ、そうです。ハハハッ」と、まるで“凌といたことが幸せ”と匂わせるような発言で花を牽制。さらに畳み掛けるように「ハッ、やば。ピアス置いてきた〜」と大きな声で言う愛華。「どこに?」と不安げな花の発言を無視し、流佳が「お店に?」と聞くまで答えようとしない。「なんでお店で(ピアス)外したの?」と訝しがる花に、凌は慌てて「やましいことはしてないよ。それだけは誓う」と誠実にフォローする。花は気になって色々愛華に聞くが、愛華は花の問いかけを全てスルーし「ヤベー、(お店に)電話してこよ。やっちまったー!」と女子部屋に行ってしまった。

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