Travis Japanは“ジャニーズ”の一員として誇り高く突き進む　“ジャニーズ愛”検証する動画を見て

　同じジャニーズJr.として切磋琢磨してきたSixTONESとSnow ManのCDデビューが発表された『ジャニーズJr.8・8祭り ～東京ドームから始まる～』の本番直前。明言はしなかったが、きっと本番前にその事実を知ったのだろう。

　いろいろな感情がこみ上げて、ぐちゃぐちゃになったという松田は、どんな気持ちでステージに立てばいいのかと山田に相談をしたという。どんな返事が来たのかを予想したメンバーの答えは、そのとき松田にかけたかった彼らの本心でもあると思うと、ギュッと胸が締め付けられる思いだ。

　正解となる山田のメッセージがどんな内容だったかは、ぜひ動画でチェックしてほしい。そこには、ジャニーズアイドルの鑑とも言える信念が宿っている。また他にも、宮近海斗が語ったV6井ノ原快彦がある先輩に救われたエピソードも必聴だ。どんな心持ちの人がジャニーズを牽引してきたのかを垣間見ることができる。

　彼らの話を聞いていくうちに、なぜジャニーズアイドルがカッコいいのかが、わかったような気がした。もちろん、ジャニーズはビジュアルが美しい男性の集まり。だが、それ以上に先輩たちに憧れるまっすぐさ、そして後輩たちに誇れる自分であろうという謙虚さが、彼らを魅力溢れる人に磨き上げるのではないだろうか。

　これほど先輩たちをリスペクトし、ジャニーズの一員として誇り高く突き進んでいるTravis Japanのこと。将来、彼らも後輩たちから「こんなことを言われて救われた」「こんなふうに言っててカッコよかった」と言われる存在になるに違いない。

（文＝佐藤結衣）