新メンバー・花から最も“影響を受けた”のは春花? 『テラスハウス』第21話未公開映像
「本能が理性を上回ったときに、仕掛けるタイプだと思います」
「ピンク! パンチある! 礼儀正しい! 可愛い!」。これが、20TH WEEKの本編で、初めて花を見たときの印象だった。スーツケースを室内では持ち上げ、菓子折を持って登場した花。「こんにちは!初めまして。木村花と申します。よろしくお願いします」と爽やかな笑顔で挨拶し、テラスハウスに入居した理由については「ステキな恋を探しに来ました」と照れながらも元気いっぱいに宣言していた。だが、この後すぐに「わりと惚れっぽい方だと思うんで、もしかしたら、すぐ好きになっちゃったりとかするのかな〜?」という伏線を綺麗に回収する結果になるとは、このときはまだ誰も知らない。
“花”という名前の通り、その場にいるだけで周りを癒し、自然と笑顔を咲かせる彼女。喜怒哀楽がわかりやすく、表情も豊かだ。「(男性が)全然関係ない女性と話したりしてても、“絶対付き合ってる! 絶対付き合ってるじゃん!”とか、思っちゃうタイプです(笑)」と言っていた通り、流佳と愛華の何気ないやり取りや距離感に何かを感じて二人の様子をじっと見つめたり、「いま、好きな人がいる人?」とテラスハウス内の恋愛模様を探ったりと、早速、自身の興味そのままに突っ走っていく。そんな花は、一瞬でみんなの輪に溶け込み、彼女のペースに巻き込んでいった。テラスハウスを活気付け、雰囲気を一気に明るくする。
入居した当初、プロバスケットボール選手である凌だけ不在だったため、しばらく会えなかった花。凌がスポーツ選手と聞いて、会う前から興味津々だった。そして、ついに念願の対面となったとき、花は凌を見た瞬間に恋に落ちる。一目惚れする、まさにその瞬間を私たちは目撃した。「ああ、恋に落ちた瞬間ってこんな表情になるんだな。とびきり輝いてて、なんて可愛いんだ」と、感じた視聴者は少なくないはず。「ときめいてる感じだった」とズバリ流佳が指摘していたように、それは画面越しに見ている私たちだけでなく、同じ家に住む他のメンバーにも伝わるほど、あからさまだったようだ。
そんな花は、凌のことを意識しすぎて、目を見て話すことができない。21st WEEKの未公開映像には、プロレスの練習後、花が先輩レスラー二人に恋愛相談をする模様が収められていた。先輩レスラーのジャングル叫女は、花のことを「多分、誰よりも純粋で誰よりも恋を知らない」「男の人への免疫がなさすぎる」と評している。花自身も「好きになって、喋れなくなって、SNSでストーカーするっていうのが、いつものルーティン」と明かしていた。また「自分が相手を好きって、絶対にバレたくない」と熱く語っていた花だが、あまりに恋する乙女モード全開でわかりやすいため、おそらく凌もすでに気づいているだろう。そんな素直だけど不器用なところもまた、花の魅力の一つである。