『バチェラー・ジャパン』シーズン3、EP1~3を振り返る 女性陣の“強いアピール”で際立った個性
初対面でバチェラーに“キス”する参加者登場
ダイヤ、ルビー、サファイアによる特注の婚約指輪を用意した友永。本気ぶりが伝わってくるが、そんな彼の心を射止めようとする20人の女性たちの駆け引きも、初回から強烈だった。
エピソード1では、バチェラーのもとへ参加女性が一人ずつ現れる。一人目として現れたのは、野原遥。ミス・ユニバース参加者である野原は堂々としたオーラをまといながら、友永との初対面を果たした。また、ブドウ農家の岩間恵は、実家でとれたブドウを使ったお手製ジャムを用意。友永は岩間から「あ〜ん」で食べさせてもらう。他の女性たちもプレゼントを用意したり特技を披露したりと、積極的にアピールする。
そんな中、最後に現れた高田汐美は、初対面にも関わらず友永のほっぺにキス。バチェラー史上最速でキスのアプローチを仕掛けた。思わずたじろぐ友永に、「口を逃した〜」と無邪気に笑う高田。その様子を見ていた他の参加女性たちは「モンスターかもしれない」と、彼女に脅威を感じていた。
その後、友永は自分から岩間に話しかけ、“ファーストインプレッションローズ”を手渡している。自分から気になる女性に行動を起こすのは、歴代バチェラーとは違った友永の特徴かもしれない。ローズセレモニーでは、常に「一緒になったときにどれだけ将来像が見えるか」を基準にしていた。友永の“家族像”“将来像”を重視する姿勢は、エピソード1から一貫している。
バチェラーの口から「好きになってほしい」という言葉が
岩間に対し「家族像のイメージがわいた」と話していた友永。はじめての2ショットデートにも、ファーストローズを手渡した岩間を誘う。ヘリコプターで大空を堪能し、サンセットを見に自家用車でドライブへ。到着した絶景スポットでは、岩間の“お手製ジャム”を食べさせ合う二人。岩間と濃密な時間を過ごした友永は、サプライズローズを手渡して「好きになってほしい」と口にしていた。一人の独身男性を巡って女性たちが競い合う、そんな番組の根本を覆すような発言に、驚いた視聴者も少なくなかったはずだ。
ファーストローズ、ファーストデート、そして最初のサプライズローズを獲得したという経験は、岩間に自信を与えた。一方で、他の女性たちには「一足先を越された」という悔しさを植え付ける。