Apex Legendsシーズン3「メルトダウン」開幕 新レジェンド・クリプトの長所・短所は?

新マップ「ワールズエッジ」の特徴は?

「エーペックスレジェンズ シーズン3 – メルトダウン ローンチトレーラー」より。

 シーズン3ではマップが新マップ「ワールズエッジ」へ変更となり、今までのマップ「キングスキャニオン」は選べなくなっている。かといって、キングスキャニオンが今後遊べなくなるわけではなく、一時的にマップが切り替わるとのこと。今後はマップを選べるようになるとの情報もある。

 新マップは寒冷地のような凍っているような場所と、溶岩が湧き上がる暑い場所、間欠泉が吹き上がる湿地のような場所など、様々な地形で構成されている。建物の構造も一新され、今までのマップと違った楽しみ方ができるだろう。

新たなホップアップも追加に

 さらに、新たなホップアップも2種類追加。G7スカウトとEVA-8オートに装着可能な「ダブルタップトリガー」とR301カービンとVK-47フラットラインに装着可能な「アンビルレシーバー」の2種類だ。

 「ダブルタップトリガー」は引き金を1度引くと2発連続で発射するといったもので、1発目の反動の影響を受ける前に2発目を打ち込むことができ、ほぼ同じ位置にまとまった状態で2発の弾丸を撃ち込むことが可能となる。

 「アンビルレシーバー」はセミオート(単発)射撃モードを強化するホップアップ。セミオート時のダメージを増加させることができるが、単発射撃時には弾薬を2発消費するといった効果を持つ。

 アンビルレシーバーをつけたときでも射撃モードの切替は可能なので、確実にヒットさせられる時だけセミオートに変更し、それ以外のときはフルオートにしておくといった運用も可能だ。

 筆者も実際にどちらも使ってみたが、ダブルタップトリガーは非常に強力だと感じた。特にEVA-8オートのダブルタップトリガー付きは凶悪で、一瞬で敵のシールドを削り切ることもできるのが魅力的だと感じた。

 残念なのは、ショットガンの連射速度を上げるショットガンボルトの効果が、ダブルタップの連射速度には影響しないという点だ。アンビルレシーバーはホップアップ自体のレアリティが高いこともあって手に入りにくいのと、2発消費するという特性のため、拡張マガジンがないとすぐに弾切れを起こすといった点から「あれば装備しておくべきだが、探すほどでもない」という感想を持った。

一方で、レジェンドや武器に多数の調整も

 レジェンドや武器にも調整が入っているが、全て説明すると長くなるので影響が大きいものだけ紹介しよう。

 まず、ホップアップ「スカルピアサー」と「ディスラプター弾」が削除された。これに伴い、ウィングマンとロングボウのヘッドショットダメージが2.0倍から2.15倍に強化され、スカルピアサーがなくてもヘッドショットダメージが高めになるように変更された。

 次に、レベル4バックパックとレベル4ボディシールドの効果も変更に。これまで、レベル4バックパックは「回復アイテムの使用時間が50%になる」という効果が付与されていたが、シーズン3では「味方蘇生時に50シールドと70ヘルスを付与する」という効果に変わった。

 レベル4ボディシールドは「フィニッシャー成功時にシールドが全回復する」といった効果だったが、シーズン3では今までレベル4バックパックに付与されていた「回復アイテムの使用時間が50%になる」という効果が付与されている。

 シーズン3ではレベル4ボディシールドの有無に関わらず、フィニッシャーが成功すればシールドが全回復するように変更された。その他にも武器などに細かな調節が入っているが、特に特筆すべきなのはG7スカウトのダメージが30から34にアップしたことだろうか。

 今までは100ダメージを与えるためには4発が必要だったが、ダメージが34になったことで、3発で100ダメージ与えることが可能となった。初動に連射出来る武器に撃ち負けやすかったG7スカウトが強くなり、さらにダブルタップトリガーの実装によってかなり強化された印象だ。

 シーズン3では今までよりもゲーム自体の雰囲気がガラッと変わっているので、他のゲームへ移ってしまった人もシーズン3を期にApex Legendsに復帰するのはどうだろうか。

■tomokin
スマホとPCがないと生きていけない引きこもり系ガジェットオタク。普段はスマホやスマホ関連のガジェット、パソコン、ゲーミングデバイス、オーディオ製品などのレビュー記事をブログに投稿しています。サイト:https://tomokin-gadget.com

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