『iPhone 11』の対抗馬『Google Pixel 4』に秘策あり? 目玉のカメラをさらに上回る
Googleが今秋リリースすると言われている新たなスマートフォン『Google Pixel 4』について、すでに様々なリーク情報が出回っている。ソフトウェアやサービス面に関しては、断片的な情報にとどまっているが、一方で、デザインや機能については、かなりのことが明らかになってきた。
iPhone 11より抜きん出ている点はGoogle Assistantとカメラ
『Forbes』は、Appleから発表されたたばかりのiPhone 11と比較する記事を掲載(参考:https://www.forbes.com/sites/jaymcgregor/2019/09/14/googles-pixel-4-beats-apples-iphone-11-with-two-features/#1448928140a9)。「GoogleのPixel 4は2つの機能でAppleのiPhone 11に勝る」というヘッドラインで、「市場に出回っている中で最高のカメラと魅力的なGoogle Assistantがユニーク」と評価した。
しかし、『Forbes』はPixelを「安くて醜い」とも表現している。つまり、デザインについては評価していないものの、その差をパフォーマンスで補って余りあると判断したわけだ。
『Pixel 4』のカメラ新機能、目玉は「オーディオズーム」「モーションブラー」
そして、『9To5Google』は『Pixel 4』のカメラ機能に注目している(参考:https://9to5google.com/2019/09/13/google-camera-7-0-preps-motion-blur-ar-photobooth-and-audio-zoom-apk-insight/)。
『Pixel 4』は、Google Camera 7.0アプリを使用し、Google初となるオーディオズーム機能を実装。これは、レンズがズームすると、被写体に合わせて自動でマイクが調整されるというものだ。
そのほか、被写体の動きをきれいに写し出すモーションブラー機能や、ユーザーにうまく写真を撮る方法に関するヒントを提供する、カメラコーチング機能も搭載されていると報じられている。
また、『Tom’s guide』も多くのリーク情報について報道(参考:https://www.tomsguide.com/us/google-pixel-4-rumors,news-29170.html)。次世代のPixelには、QualcommのプレミアムシステムオンチップであるSnapdragon 855とさらに優れたカメラが実装される予定で、iPhoneスタイルの顔識別に使用される複雑なフロントカメラアレイと、空中の手のジェスチャーを驚くほど正確に読み取る高度なレーダーセンサーを導入しており、モーションセンスと呼ばれる画期的なテクノロジーにより、手を振るだけで、曲をスキップ、アラームをスヌーズ、電話を切るといったことができるのだという。
また、Googleの端末としては初めて、携帯背面に複数のカメラが搭載される予定。Pixel 4のカメラは少なくとも8倍ズームとされており、この数字が光学なのか、光学とデジタルのハイブリッドなのかはわかっていないが、それでも注目に値する改善だ。
アップグレードされた夜景低照度写真モード、動きの速い被写体の写真を撮影するための新しいモーションモード設定があり、背景をスタイリッシュにぼかしながら被写体に焦点を合わせる。
Googleが携帯を他社と差別化するものとして、携帯の高度なジェスチャー機能と顔認識を搭載するというのは興味深い。