ケニーと莉咲子が付き合うことはない? 二人が本音語った『テラスハウス』卒業インタビューを見て

「お互い高め合っていけるんだったら、別に付き合わなくてもいい」

 ケニーと莉咲子が、9月3日に配信された本編(14TH WEEK)をもって、テラスハウスを卒業した。13TH WEEKで、夏を前にテラスハウスを去ることを宣言していたケニー。莉咲子に告白して振られるも、気持ちが揺れている姿を見て「俺はフェイクじゃステージに上れないし、本当にいまの気持ちは本気なのね。だから、俺がこの家を出るまでにもう一度考え直してみて欲しい」と猛アタックしていた。そんなケニーの言葉を聞いて、莉咲子が出した答えが、「これからゆっくり、もっとケニーさんを知る時間が欲しい。一緒に卒業しようかな。いまはケニーさんとの時間を作っていきたい」だった。「付き合う」という決断には踏み切れないが、他の誰よりも「一緒にいたい」と思う。それがテラスハウス内でのケニーと莉咲子の着地点となった。翌日、他のメンバーと熱いハグを交わした二人は、共にテラスハウスを後にする。

 これまで恋愛模様にあまり進展がなく、ゆったりとした時間が流れていた本編だったが、ケニーが卒業を決意してからは怒涛の展開となった。全く自分から行動せず、すべて受け身だったケニーが、突然、莉咲子に想いを告げる。そして、人が変わったように、付き合って欲しいと迫るのだった。ケニーの急な卒業宣言と告白に驚き、状況がいまいち飲み込めずにいた莉咲子。だが、ケニーは卒業を控えているためか、いますぐ答えを出して欲しいと焦ってしまう。軽くパニックになっていた莉咲子は、勢いのまま“思わず”振ってしまい、後悔することに。“0か100でしか考えられない”という莉咲子は、その後、周囲に相談しまくるも、最後までケニーとの関係を決めきれずに悩んでいた。

 本編では12TH WEEKの後半から14TH WEEKまで、ケニーと莉咲子の色恋沙汰がスピーディに進んでいく。気づけば、あっという間に二人でテラスハウスを巣立っていった。そんな二人が“LAST INTERVIEW”で語った、テラスハウスの思い出とは?

 莉咲子の「くしゃっとなる感じの笑顔が、すごく可愛い」と口にするケニーは、実は女子メンバーの第一印象ではビビッとくるドストライクの人がいなかったという。入居当初は「恋愛しないかもな」と思っていたことをぶっちゃける。また、初対面の自己紹介で言った「オープンな恋愛がしたい」という言葉が、勘違いされていると嘆き、自身の真意を説明していく。「ガンガンいく=“オープンな恋愛”っていうのが、俺は大きく間違っていると思っていて、好きになったら『好きだよ』っていうのが、俺は“オープンな恋愛”だと思ってる」。つまり、ケニーが莉咲子に初めて告白した12TH WEEKの後半までは、単純に“好きな人”がいなかったから、動かなかったということになる。莉咲子と春花という二人の女性から猛アピールされ、時には自身を取り合って激しい喧嘩が勃発したとしても、ケニーの心は動かなかった。いくら「積極的に誘って」と女性陣に言われても、好きな人がいなければ何も響かないのだ。

 そんなケニーが莉咲子を好きになったのは、「(周囲への気遣いとか)全部を見ていて、本当にいいヤツだなって、どんどん思っていった」からだという。「正直自分でも、“これ”っていうのがわからないんですよね」と前置きしつつも、「みんなが暗い時にはその空気を変えようとしてくれるし、絶対に人のこと悪く言わないし、弱音を吐かないし……っていうところを見ていて、どんどんリスペクトしていったという。で、二人でデートしてみたら、『あ、なんかすっごい可愛いところあるじゃん!』って。そういうところが積み重なって、好きに変わったなって感じですね」と振り返る。最後にケニーは、これからの莉咲子との関係性について、「アプローチはしていこうかなと思いますけどね。お互いすごく良い感じで高め合っていけるんだったら、別に付き合わなくてもいいと思うし。でも、一緒にいたいとも思います」と力強く語った。

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